博士の愛した数式

ちゃんとそれなりの頻度で更新しなければならないのでしょうが、仕事が忙しくなると全然ダメですね。


かと言ってグチばかりこぼして情報量0の blog もどうかなあと思うし。
(「情報量あったのかい??」という突っ込みが聞こえてきそうな…)


というわけでお手軽な読書感想エントリも加えることにしました。
最初は、「博士の愛した数式」


タイトルやキャッチコピーから「恋愛ものか?」と想像してしまいますが、そうではないです。壊れた数学博士と家政婦とその息子のやりとりを、淡々と、それでいて暖かな視線で綴った物語です。読んだ人はわかってくれると思うのですが、よくまあこんな話が書けたものだと感心してしまいます。人への愛情と数字への愛情がなければこんな話を生み出すことはできないでしょう。そういう意味で「奇跡」の物語だと思います。


原作を気に入っている時の映画化は大体悪い方向に裏切られるのであんまり興味はないのですが、全編に漂うもの悲しさを映像化できていたら素晴らしいでしょうね。


数式も愛情を注ぐ対象だったんだあ、というのが私の一番の感想ですが、本書の魅力はそれだけでなくて、特にベタつかない描写が私にとっては高得点です。

ミニッツグランプリサーキット30 が欲しいけど

うちにはミニッツという小さなラジコンカーがあります。小さいけれど走りは本格的、というヤツです。


その関連商品のミニッツグランプリサーキット30 が欲しくて秋葉原の某店に取り寄せを頼んだのは、昨年 11月の終わり頃。結局、1ヶ月半が経過した今日メーカ在庫切れとの回答がありました。その間少なくとも4回は電話や店頭で状況の問い合わせをしたのですが、内容はこんな感じ。


AWD の発売やうちの年末セールがあって処理が後回しになっている」(12月上旬)
   ↓
「在庫はあるので 12月中には入るはず」(12月中旬)
   ↓
「年明けに再度確認してみる」(年末)
   ↓
「注文は入っているので、週明けに入荷すると思う」(昨日)
   ↓
「メーカ在庫切れだった」(今日)


うーん、ラジコンショップの対応ってこんなものなのですかねぇ…
老舗 (20年ぐらい前には既にあったと思う) だと思って頼んで様子を見てたのですが、もっと細かく状況確認をして処理の仕方に注文をつければよかったです。


仕方ないので Web から注文してみた大手通販ショップでもメーカ在庫切れとのことだったので、結局予約はせず再販を待つことにしました。こちらの通販ショップでは、在庫切れでも Web から注文できてしまうようです…


京商では、こんなキャンペーンをやっているのですが、これの賞品が発送される頃には再生産されるのではないかと楽観しています。


売るものは無いけど景品用には取り置きしておく、なんてことをメーカーはしないのではないかと思っているのですが、これも甘いかなあ…

胡蝶蘭の花芽

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体調崩して寝ているうちに年も休暇も明けてしまいました…


うちには結構な数の鉢植え植物があるのですが、(そのくせ大した世話もしていないのですが、)その中に胡蝶蘭もあります。胡蝶蘭というと高価というイメージがありますが、実際は会社で飾り終わったものをもらったり、家族が入院した先にみすぼらしく放置されているのをもらったり、花が終わって2鉢 \250 で売られているのをゲットしたりしただけです。そんなこんなで家にはお金をほとんどかけずに手に入れた胡蝶蘭が7鉢もあります。花が終わって葉っぱだけになってしまうとどちらかというと貰い手に困ることの方が多いのかも知れません。ただ、この胡蝶蘭、簡単には死なないものの花を咲かせるのが(私にとっては)難しいです。


それが何と、


今年は「5鉢」も花芽を出しております!!!

さらに言うと全部で3品種あり、3種とも花芽を出していますが、うち2種は今回初めて咲くのです。(花が終わったものを入手したもののなかなか咲かすことができなかったのです。ヘタレだ…)


今から花が咲くのが待ち遠しいです。

EF50mm F1.8 II 購入

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キット付属品以外で初めてレンズを購入してしまいました。子供を撮っていると室内での撮影も多いので明るいレンズが欲しかったのです。TAMRON の F2.8 標準ズーム (Model A09) あたりも検討してみたのですが、次のような理由から EF50mm F1.8 II を購入してしまいました。


・何しろ安い
・単焦点レンズを試しに持ってみるのも良いかなと
・チープな感じが EOS Kiss Digital N によく似合いそう


使い込むのはこれからですが、良い選択だった気がしています。まずは花瓶の花を撮ってみました。

qmail の導入

qmail がちょっと前に関わりのある某所に導入されたのですが、印象は今ひとつ。最新版の 1.03 って 1998年リリースなのだそうですね。で、実際に使うためにはパッチをいくつか当てなければならない。どのパッチを導入すればよいかのノウハウがない業者が構築するとロクなことがないです。


ちなみにその某所で DMZ 上のリレーサーバとして導入した時にに起こったことは、
メールのソースルート表記が許可されたまま。そんなものを制限する機能は qmail 標準ディストリビューションには無い。スパムリレーの自動テストメールを内部に中継してしまい、既存内部メールサーバがソースルート表記を処理してしまうので、スパムリレー許可サーバの公開リストに載ってしまいました。取引先がそのリストを用いていたため、定期業務メールが不通に。
という悲惨なめに遭いました。


ああいった公開リストはほぼ全自動でメンテナンスされ、何の例外処理も受け付けてもらえないので、パッチ適用後 Web 上で再テストを申請し、再テストが失敗しないよう1日ぐらい待つ、という心臓に悪い時間を過ごしました。


ちなみに導入理由はその業者が Unix 系メールサーバを提供する際の標準 MTA が qmail だったからです。うーむ。


参考までに、ソースルート指定のアドレスは以下のようなものがあるようです。これって、全てのメールサーバが IP リーチャブルというわけではなかった時代の名残ですよね。


@relay:user@host
user%host@relay
user@host@relay
relay!host!user


「qmail は良い」という話は良く聞いたのですが、身近ではまった事例があり、その事例で引っかかった以外にもいろいろパッチが出ているので、敷居が高いなあ、と感じてしまいました。

鉄道フェスティバル

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土曜日は尾久駅で開催された「ふれあい鉄道フェスティバル」に息子と行って来ました。こうした鉄道関連のイベントは私自身も初めてだったのですが、最近電車好きの息子(2歳4ヶ月)は大喜びでよかったです。


模型では持っていても乗ったことのなかった 24系25形寝台客車にも乗ることができました。息子は上の段のベッドに載せてカーテンを閉めてあげると大喜び。いつまで経っても帰ろうとしませんでした。


来場者は小さな子供連れか気合の入った鉄道ファンのどちらか、という感じでした。展示物の前に人だかりが出来ているとちっとも見えないので息子を肩に乗せたりしていたのですが、気合の入った人はこちらが不安定なのも関係なく人を押して前に出ようとするので、気をつけねばなりませんでした。まあ、皆が皆そうではないでしょうが、結構そういう人が多かったです。


これで無料なのだから子供を連れ出すのにとても助かります。こうしたイベントをこれからも続けて欲しいものです。


そう言えば 183系が定期運用から退くそうで。子供の頃から慣れ親しんだ電車で、何故か息子も特急と言えばこの形式を思い浮かべるようで、一抹の寂しさを感じます。あの「ブルー・イエロー・ホワイトの3色」っていうボディカラーにしばらくは馴染めないでしょうね。

「模倣犯」文庫化

宮部みゆき「模倣犯」が文庫で出ていたのを書店で見つけて思わず買ってしまいました。文庫は全部で5分冊となり4巻、5巻はまだ発売されていないのですが、単行本を上下巻 (各 \1,995) そろえるのと比べて価格はどっこいどっこいになりそうな。


単行本発売当時に買って読めば良かった…

模型店めぐりをしました

日曜日(まだ昨日ですね)は秋葉原の模型店を回ってみました。

1. 街コレ第2弾コンプリート
ポポンデッタ街コレ第2弾~第4弾を晒し売り(開封して販売)していました。思わず第2弾の「医院」と「木造平屋住宅」を買って6種全種コンプリートさせてしまいました。まだ第2弾を売っているのかと思いましたが、トミーテックのホームページを見るとメーカー在庫があるように見えますね。

2. 中古品購入失敗談
手持ちの KATO 153系のモハ152 (動力つき、年代もの) が壊れかけているので、買いなおすことにしました。某店で新品も中古も売っていたのですが、連結する他の車両が古いので悩んだ末中古にしました。中古といってもパッケージが最近のものなので、最近再販されたものだろうと思って購入しました。

ところがよくみると車内にでっかいコンデンサーが鎮座しているではありませんか! これって最近のじゃないよなあ… よく見ると床下面も最近のものにしてはちとざらついているような。ボディと車輪の汚れだけチェックしてその他の観察を怠ったのが失敗ですね。それでも美品なのでよしとするか…

というわけでみなさんもパッケージにだまされないようにしましょう。このように前所有者の工夫(いんちき?)によって、パッケージと中身が合わないこともあるようです。再販されるとちょっとずつ改良されたりしているので、結局新品があるなら新品を買ったほうが良いような気がしてきました。

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秋葉原 鉄道模型店めぐりマップ

Solaris 10 のインストール

思い立って ThinkPad R40e に Solaris 10 をインストールしました。Fedora Core 3 を消して Solaris 10 に入れ替えです。「Fedora Core 4 にアップデートするより Solaris を使ってみるか~」という気分でいれてしまいました。


Solaris 10 のインストールメディアは今年の4月にダウンロードしたファイルを焼いた CD-R です。


パーティションについては、あらかじめ Linux の領域(基本パーティション)を消しておかないと、インストーラを用いて消すことはできませんでした。


最初、一度目のリブート後の「Do you need to override the system’s default NFS version 4 doain name (yes/no) ?」の質問のところでキーが効きませんでした。ところが Device Configuration Assistant (DCA) でキーボードを “US-English” (何も設定しないとこれになる) から “Japanese (106)” の Windows キー無しにしたところ、入力できるようになりました。この設定はキー配列だけの問題だと思っていたのですが、そうじゃないのかなあ? ひょっとすると CDA のメニューを表示することに意味があったのかも知れません。


ネットワークインターフェイス用ドライバは http://www.broadcom.com/ よりダウンロードしました。R40e には Broadcom BCM5901 というチップが使われているようですが、以下のものをダウンロードし、readme.txt に従って pkgadd することで問題なく使えています。


BCM57xx Drivers
Solaris (x86/x86-64/EM64T) 8.2.10 08/23/05 998KB


サウンドのドライバは OSS のものが使えそうですが、試していません。


学生の頃は Sun のワークステーションが研究室に鎮座していて操作するのにも姿勢を正さなければならないような雰囲気がありましたが、同じ系譜の OS が ライセンスフリーで10万円程度のノートパソコンで動くようになったのは感慨深いものがあります。