大怪獣バトル「ポジカコレクション」

先日購入した「バトルナイザー」ですが、意外と子供は飽きずに遊んでおります。 となるとやはり怪獣を生み出すことができる「怪獣カード」を増やしたいという欲望が生まれてしまうのですが、ゲームセンターの「大怪獣バトル」からは「技カード」や「スーパーコンボカード」など「怪獣カード」以外のカードも出てきてしまいます。

おまけに最新の第7弾では「怪獣カード」だったとしてもバトルナイザーに対応していないカードが増えているようです。 ちなみにこれまでゲームでゲットした3枚中、バトルナイザーで怪獣を生み出すことができるのは1枚だけです。 (かなりチマチマとゲームをしています)

という状況下で気になっていたのが「ポジカコレクション2 ウルトラギャラクシー編」という3枚1パック売りの商品です。 バーコードは「すべて再録」とあり、ラインアップを見てもバトルナイザーの「ずかん」に出ているものが多いのでバトルナイザー対応のものが多いのではないかと思ったのです。 探してみると某量販店おもちゃ売場のトレーディングカードコーナーに置いてありました。

さて早速購入して家に帰ってパッケージを良く見ると、何と

「大怪獣バトルナイザー」には対応しておりません

の文字が…。 これは失敗したなあ、と思いつつ既に見せてしまったので「バトルナイザーに対応してないみたいなんだけれど…」といいながら息子に手渡しました。

当然息子はだめもとでカードをスキャンします。

「あれ、使えたよ!」

本当だ、使えている… 出てきたカードは

  • ブラックキング (F-052)
  • スーパーコッヴ (F-071)
  • バルタン星人ベーシカル (F-078)

の3枚ですが、どれもバトルに登場させることができます。 また、息子の好みでとりあえず1体、スーパーコッヴを産み落としてみましたが、何の問題もありません。

バトルナイザー非対応の断り書きのある理由が何なのかよくわかりませんが、一挙に育てることができる怪獣が3種類増えて息子は喜んでいます。 本当は一度に3枚与えずに小出しにできると良いのですが、かといって袋を開ける楽しみを子供から奪うのもどうかと思うので難しいところですね。

どこかにバトルナイザー対応情報つきのカード一覧表が公開されていればよいのですが…

FC2 ブログの CAPTCHA が日本語ユーザ専用仕様な件

このブログで利用している FC2 ブログですが、コメント投稿時の CAPTCHA 機能が2月に追加されました。 私の場合、今のところこの機能によってスパムコメントを完全に排除できています。 「環境設定の変更」より「コメントを投稿する際に確認画面を」「表示する(画像認証あり)」とするだけなので、まだ有効化していない方は試してみてはいかがでしょう?

ところで、この CAPTCHA 機能には一つ気になる点があります。 既に先のリンク先の記事のコメントでも指摘されていますが、「はち ぜろ ロク イチ」の様にひらがなやカタカナで出てくるので、日本語ユーザ専用なわけです

というわけで「英語ブログでグローバル展開」みたいなことをお考えの方はこの機能を有効化することはお勧めできません。 というか FC2 以外のブログを探す必要があるかも知れません。

似たような機能で FC2 ブログには英数字が一定の割合を超えているコメントはスパムと判断してはじく機能もあります。 ちょっとわかりづらかったのですが、この機能を OFF にしたいときは、「本文の『100』%以上が英数字のものをスパムと判定」と設定すれば英数字のみのコメントでも受け付けることができます。

文章からすると 100% 英数字のコメントははスパムと判定されそうですけれど、実際の動作は「以上」ではなく、英数字が 100% を「超える」場合はスパムと判定する、ということのようです。

「鉄道模型でつくる思い出の風景」

また NHK の趣味悠々で鉄道模型が取り上げられていますね。 昨年放送した前回のシリーズの反響が多かったのでしょう。

「鉄道模型でつくる思い出の風景」
NHK 教育テレビ
毎週月曜        22:00 - 22:25
再放送 翌週月曜 12:30 - 12:55

前回のシリーズでのレイアウト制作はHOでしたが、今回はNゲージです。 Nゲージの方が手軽なので今回は初心者の方も手を出しやすいと思います。 既に1回目の放送が終わっていてちょうど明日が再放送です。 まあ、1回目はメーカーの入門セットを床に敷いてレールの接続やらリレーラーの使い方をやっていたので、見逃してもどうということないですが。

今回はレイアウト制作の他に車両のウェザリング等も扱い、テキストにはパステルやドライブラシ技法、エアブラシを使った塗装等も紹介されています。

ところで、この番組のテキストの広告で気づいたのですが、今からでも「昭和の鉄道模型をつくる」を創刊号から注文することができますね。 私は注文しませんでしたが、気になる方は以前書いたこんなエントリもどうぞ

最後に出演者の方々のブログをリンクしておきます。

「バルタンキンはきえさった」

ゲームセンターやデパートのおもちゃ売場に行くと「大怪獣バトル EX」というアクションゲームがあり、怪獣同士で戦って遊ぶことができます。 1回ゲームをすると怪獣の描かれたカードが1枚もらえ、このカードに載っている怪獣や技をゲーム中で使うことができます。 データカードダスというシリーズのゲーム機ですね。 ついついカードを集めたくなってしまう人も多いでしょう。

このゲームと連動する「大怪獣バトルナイザー」というおもちゃがあり、大怪獣バトル用のカードを読み込ませてその怪獣を育てることができます。 同時に3体まで育てることができ、バトルナイザーをゲームセンターに持ち込んでゲーム「大怪獣バトル EX」へ赤外線を使って転送し育てた怪獣を使って戦うことができます。 バトルナイザーは怪獣版たまごっちとでも言えばイメージしやすいのではないかと思います。

更に昨年の12月からは BS11 (日本BS放送) にてバトルナイザーを使って怪獣を操る青年が主人公のドラマ「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」が放映されています。今現在は BS11 で再放送 (土曜 19:00 ~ 19:30) をしている他、まさに本日 (4/5) より TOKYO MX でも放送が開始されます (土曜 17:30 ~ 18:00)。 東京地区以外の方も 4/15 まで限定で動画を無料で見ることができます。

ちなみに BS11 では本日よりウルトラマン (土曜 18:30 ~ 19:00) も放送開始されます。

とまあ、前フリが長くなってしまいましたが、この「大怪獣バトルナイザー」を子供に買い与えてしまいました。 諸般の事情により好きなおもちゃを1つだけ買って良いということになったのですが、「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」の放送を見ていた4歳の息子はめざとくバトルナイザーを見つけ「これ!」と言うのでした。 隣に陳列されている怪獣ソフビへと誘導できないか試したのですが、息子にとってバトルナイザーは魅力的であり、今のところ電子ゲームチックなものを買い与えたことがない父としては「教育的にどうよ?」という葛藤 (&怒る妻を想像してしまった…) はあったのですが、結局購入することになりました。

昨日、何日かぶりにバトルナイザーのスイッチを入れた息子が「バルタン星人が動かない」と言いました。 リセットボタンのついている電子機器なのでハングアップでもしたのかと思い画面をみると動かないバルタン星人と前後して「バルタンキン (注:息子がバルタン星人につけた名前) はきえさった」の文字が… 「え~っ!?」

そうです。病気になったバルタン星人を放置していたところ、バルタン星人が消え去ったのです。 おいおい、しょっちゅうバトルナイザーで遊ばせなければならんのか…

というわけで買い与えるときは注意が必要です。 無制限に遊ばせたくないし、かといって育てた怪獣が消えると子供にとってはダメージでしょう。

そういえばたまごっちでも家出とかありましたね。 ただ、怪獣がいろんな仕草をすることもないようなので、育成ゲームとしてはたまごっちの方が面白いように思います。 同時に3体しか育てられず、育てた怪獣をどこかにセーブできるわけでもないので、いろんな怪獣をとっかえひっかえ育てるというわけにもいかないです。

バトルナイザーの情報についてはこちらの Wiki が詳しいです。 また、「対象年齢3歳 (以上)」という表示を複数の Web サイトで見かけましたが、正しくは「6歳以上」です。 4歳半の息子でも遊べていますが、年齢的にはぎりぎりだと思います。

楽天市場で「バトルナイザー」を検索

育児休業期間が終わりました

今日から娘は保育園に通い始め、私は男の育児休業から職場復帰しました。 娘の場合は慣らし保育があり様子を見て保育時間を延ばしていきますが、私の場合「慣らし」等と言っているわけには行かず少なくとも給料分は働かねばなりません。 なんだかんだ言っても同僚に負荷をかけていたのは事実だと思うのでそこは素直に感謝し早く休職前のパフォーマンスを取り戻さねばと思います。

まあ、3ヶ月の休みなので状況の変化に追いつくのは思ったほど難しくなさそうですが。

育児休業中は思ったより余裕がありませんでした。 子供のペースに合わせなければならないので当然といえば当然ですが、身をもってそれを実感できたのは良かったと思います。

ところで娘の場合、7月生まれで月齢9ヶ月のこのタイミングで入園できたのですが、生まれたてでこのタイミングでは預けるのをためらってしまうような赤ちゃんを後から入園させようとすると保育園の空きがなく苦労します。 結局新年度になって定員が増えるのを待たなければならなくなる可能性が高いですが、少なくとも私の地域では0歳児の募集定員に比べたら0歳児→1歳児の定員増は少なく希望通りの園に入園するのが難しくなります。

実際身近でそのようなケースを目の当たりにしているのですが、子供を何月に生むかまで考えないと後で苦労するとなると世知辛さを感じてしまいます。 そのような親の不安を一つ一つつぶしていくことが出生率向上につながるのではないでしょうか。

4月はもう少しブログ記事を書きたいなあ、と思っております。

鉄道博物館に行ってきました

遅ればせながら鉄道博物館に行ってきました。 春休みになると混むだろうからと先週の木曜日 (3/13) に4歳の息子と2人で行ってきました。 交通博物館のときに行ったきりで、 移転して鉄道博物館になってからは初めてです。

まずは人気の体験展示を予約できるかどうかが問題となりますが、ミニ運転列車とSLシミュレータはともに整理券 (朝昼の2回) を配っていました。 体験展示予約機では運用が回らないのでしょうね。無駄な投資になったようです。 朝は開館と同時に整理券を配るので、やはり朝早めに出た方が遊ぶ時間をロスがしなくて済みます。 ミニ運転列車の整理券は開館 25分前ぐらいに到着で問題なくもらうことができました。 確か朝昼 100枚ずつ配るという話だったと思います。

入場時に Suica (または貸し出された IC カード) が必要ですが、子供の分の Suica はありません。 そこで IC カードの貸し出しを受けねばならないのですが、 Suica がある人は右の壁、IC カード貸し出しを受ける人は左の壁というように入館時に別々の自販機を使わねばなりません。 整理券を GET するためにはそんなところで時間をロスしたくないので、自分の分も IC カードを借りることにしました。 結局 IC カードは入退館時にしか使わないので不便さはありませんでした。 そう言えば自分が使っていないので適当に聞き流していたのですが、モバイル Suica は入館中にアップデートしないよう呼びかけていたような気がします。 予約機の件含め無理に Suica を使わせる構造にしなくても、と思ってしまいました。

鉄道博物館のメインはやはりヒストリーゾーンの実機展示だと思います。 いくつかの車両は屋根や下面を覗くことができるようになっています。 子供は喜んであちこちを走り回っていました。

鉄道博物館

続いて外に出てミニシャトル列車 (6両編成はやて) の乗車待ちの列に並ぶと次の列車に乗ることができました。 3分程度の乗車時間です。

さて、整理券を受け取っていたミニ運転列車ですが、券に記載されている時間に乗り場に行きます。 ここでひっかかったのですが、利用料金 200円の精算は乗り場ではできません。 先にラーニングゾーンの1Fのレジで精算を済ませてから行かねばならないのです。

ミニ列車には1ハンドルタイプと、2ハンドルタイプがあります。 指定された列車は1ハンドルタイプだったのでうちの息子にも余裕で操作できました。 小学生からが対象のようですが、息子を運転席に座らせても特に注意は受けませんでした。 大人が一緒ならば問題ないのでしょう。

ここまで遊んでから昼食を1Fの日本食堂で食べました。 ちょっとショックだったのが、平日昼間はビールの販売がないことです。 息子はショーケースを見ながら「これ飲む?」と言ってくれたのですが、平日は 16:00 以降の販売との断り書きが… がっかりです。

ビールの代わりというわけではないですが、ソフトクリームが食べたくなりました。 日本食堂は最初に精算して横のカウンターから商品が出てくる形式だったので、ソフトクリームも一緒に出されてしまうのかと最初は購入を躊躇しましたが、引換券を渡してくれるので主食を食べ終わってからソフトクリームをつくってもらうことができました。 購入までの待ち時間は長かったですが、その後はテーブルにすぐに着くことができました。4人テーブルを2人で使えました。

日本食堂では食堂車のメニューを再現したものが中心のようですが、私は乗務員のまかない用の「ハチクマライス」を頼みました。 ご飯の上にハンバーグとキャベツ千切りを載せてからカレーをかけ半熟卵を落としたものです。 何というか、食堂車の味だと思いました。 値段は 650円で他のメニューと比べて安価になっています。

つぎは鉄道模型ジオラマの運転解説を見ます。こちらは整理券配布はなく、時間前にジオラマ室前に並ばなければなりません。 列に並ぶタイミングを見ていたのですが、30分前だと回によっては満席の回もありました。 結局余裕を持って 40分前に並びました。 4歳児に 40分待ちはキツいのですが、そばの友達と仲良くなって話をしたりしながら時間をつぶすことができました。

ところで子供を連れた鉄道模型ジオラマ見学にはキッズスペース1 (幼児用の遊び場) が穴場と事前に聞いていましたが、入り口に3歳以下が対象と書かれていて息子は対象外です。 中をのぞいてみるとかなり混んでいて、模型の運転時には案の定ガラスの前に鈴なりです。

逆に鉄道模型ジオラマ室の中だと未就学児童 (幼稚園生、保育園生) は1列めに座ることができ、子供の数はさほど多くなく席に余裕があります。 保護者は離れて座らなければならないので一人で静かにできることが条件となっていますが、親がいなくても平気なうちの息子は模型の走りを間近で堪能していました。

最後に息子がどうしてもというので運転シミュレータをすることにしました。 しかも人気のある山手線がいいというので 一番長い「45分待ち」の列に並ぶことになりました。 こちらはミニ運転列車と違って大人がだっこ&補助がないと操作ができません。 山手線シミュレータは大崎-田端間の映像を使っていてその中で2駅分運転することができます。 また、運転台自体も動きなかなかリアルです。 息子はもっと運転したかったようで、「たくさん並んだけど (終わるのは) 早いねぇ」と言っていました。

やはり幼い子供を連れて行くと待ち時間が長くなるのが問題です。 平日でこれだから春休み中は大変でしょうね。

株初心者に贈るエントリ (って自分も初心者なわけだが…)

株式関連エントリのまとめです。

結局株式で儲けを出すには、

「損失を小さく、利益を大きく」

ということにつきます。 騰落の勝率にこだわらずトータルで利益が出ていればオッケーとするのが正しい姿です。 そもそも勝率 100%などありえませんし、一般の個人では一発当てて大儲けというのもなかなか難しいでしょう。

ところが個人投資家は、

「利益を小さく、損失を大きく」

してしまうことが多いとされています。 客観的に見ればこれではうまく行かないことがわかりますが、投資家心理としては損失を確定したくないのでどうしても損失の出た株を長期保有し更に損失を拡大させてしまいがちなのです。

というわけで損切りが大事になってきます。

…というようなことが株式の入門書に書いてあります。 この辺は最低限抑えてから取引を始めましょう。 その他気をつけた方が良いことをまとめます。

惰性で長期保有しない
「長期保有の方が良い」という古い信仰があって何も考えず購入株式を放置してしまうことが多いようです。 実際我が家でも妻名義の株は放置されてそれなりの評価損を抱えてしまいました。 自分のポジションの面倒を見れないならば全て手放してしまいましょう。 株価下落のリスクを考えると優待・配当狙いで放置しておくのはまずいと思います。

ナンピンはNG
素直に損切りしましょう。ナンピンしたくなるということはその先も損失が膨らむ可能性が高いということです。

売りのタイミングが重要
実際株式運用してみて買いよりも売りのタイミングの方が重要だし難しいと感じました。 発売中の日経マネー4月号に「株の『売り方』大研究」として特集が組まれているので初めの一歩としてはこれが参考になると思います。

自分の目で相場を確かめよう
特に印刷媒体は現在の市況に追いついていません。 サブプライムがどうこうと騒いでいるうちに年明けの下落から既に半分以上値を戻している銘柄も多いです。 雑誌の推奨銘柄は既に高値がついているかも知れません。

株価をつくるのは人間
PER、PBR 等の指標で株価が決まるのではなく、それらの指標を見た投資家がどう感じるかで株価が決まるわけです。 いくら指標がお買い得でも投資家が弱気ならば今回のように株価は下がってしまうのです。

焦らずコツコツと
クリック証券のトレードアイランドで個人投資家のランキングを見ることができます。 これを見ると年間で儲けている人は毎月利益を 10% 前後コンスタントに確保し、損失を出す月が少ないように見えます。 逆に月間ランキングで驚くような利益を出している人がトータルではマイナスだったりします。 焦らずコツコツと利益を積んでいくのが良い様に思えますね。

あと、会社員の身としては本業をおろそかにしてはいけないです。 というか本業の方がよっぽど稼げるでしょう。 私もこれだけの取引ができたのは休暇中の身だからです。 市場も次第に底堅くなっているように感じられるので、ここからは売買の回数を減らし朝夕の市況チェック程度でどこまでできるか試してみようと思います。

以下私が参考にした初心者向け書籍です。エッセンスはここに書いてしまったような気がしますが…

株式運用1ヶ月で思ったことをまとめてみる

引き続き、開始から1ヶ月経った株式運用について書きます。 実績については前回を参照してください。。

一日平均で 1.7回の売り or 買いを行った計算になりますが、実際は市場営業日数の 1/3 は取引をしませんでした。 1銘柄 30万円程度を目安に複数の銘柄に分散投資し、各銘柄1~3万円の利益が出たところで確定させ、また変動の少ない銘柄も一旦手仕舞いし新たなポジションへ、ということを繰り返し利益を積み上げました。 損切りはルールを作って設定した価格に達したら実施することとしましたが、幸い損切りを行ったのは1回だけです。

Web 上ではデイトレーダーの日計り取引が取り上げられることが多いように感じます。 そこでよく言われているのは持ち越しをすると海外市場の変動や時間外の材料に振り回されるリスクがあるのでその日のうちに手仕舞う日計り取引が良いということですが、正直それはどうだろうと思っています。 翌日の寄り付きで下落するリスクは確かにありますが、逆に騰がることもあるわけです。 実際取引時間中の値動きよりも前日引けから寄り付きまでの値動きの方が大きくそこで儲けを出した取引も多かったです。

利益が上がったから言えることかも知れませんが、要は市況&リスク許容度次第ではないでしょうか。 まあ、育休から職場に復帰したら日計り取引など出来るわけがないのでこんなことは考えるまでもありませんが…

また、証券会社に払う手数料のことを考えるとやはり手仕舞ったときに数万円の利益を出さないと効率が悪い気がします。 ここまでは利益の約1割が手数料としてかかり、税と合わせて約2割が持っていかれるという感じですが、細かく取引すれば更に手数料が嵩んできます。 ちなみに証券会社は松井証券です。

取引した銘柄は東証一部の銘柄中心でした。やはり優良銘柄から株価も戻ってきています。

その他、この1ヶ月で思ったこと、感じたことを書いてみます。

決算発表日のリスク
この1ヶ月のような弱含みの相場ではさすがに決算発表時は株式を保有しない方が良いようです。 下方修正ならばストップ安、過去最高益でも上がらない、というのがよく見られました。

銘柄の値動きの特徴をつかむ
上げ下げの大小やスピード等変動の仕方は銘柄ごとに違います。 売買株数や株価が同程度でもその辺りは大分違うので特徴をつかむ必要があります。

流動性のある銘柄が望ましい
単元株数 100株の場合、売買出来高が 100万株/日ぐらいはあった方が安心ですね。 数万株/日だと処分するのに困ることがあるかも知れません。

実際に損切りするのは難しい
損切りルールを厳格に実施するにはやはり精神力が必要ですね。 また、損切りに逆指値等の機能を使うことができますが、設定する価格は皆似たようなところになるようで、特に出来高の少ない銘柄では株価が一時的に急降下することになります。成行で逆指値設定すると思わぬ金額で約定してしまうかも知れません。

掲示板は読む価値なし
わかっていたことではありますが、Yahoo などの掲示板は読んでも時間つぶしにしかなりません。 株価予想などの書き込みはほとんどが自分の願望を書いているようなので全く気にする必要はないですね。

現金は必要
株式を目一杯買って動けない状態だとどうしようもなくなるので、一定の流動性は確保しておかねばなりません。 その意味でもロスカット (損切り) が必要です。

信用取引も必要
私はまだ実践できていないのですが、空売りができると取引の幅が広がりますね。 当初は信用取引なんてうさんくさいと思っていたのですが、このことに気づいて後から信用取引口座も申し込みました。 逆にレバレッジを効かせることができるという点はあまり重要視してはいません。 「資金効率が良い」と書かれると良いことのように思えてしまいますが、それだけ損失を出しやすいということなので気をつけましょう。

事務次官も取引したら
バカ発言の次官はどのような株取引をしたことがあるのでしょうね。 実際に株取引をすれば、短期売買であろうが株に手を出すことは損失のリスクを負っている (=責任を取らねばならない) ことがよくわかると思うのですが。

日経平均が安かったので株式運用を始めてしまいました

年初は思ってもいなかったのですが、育児休業中なのをよいことに株式に手を出してしまいました。 我が家には妻名義の株はあるものの自分名義のものは証券口座の開設さえしていなかったのですが、日経平均株価が 14,000 円を割ったのを見てこの機会に株を買わねばと思い立ち松井証券に口座を開くことにしたのです。

口座が使用できるようになったのは、日経平均が年初来安値の 12,572円をつけた2日後の 1/24 で早速その日のうちにめぼしい株を購入しました。 そこから1ヶ月間運用してきたわけです。

これまでの私の認識は、金利の低い銀行に預けるのも手数料の高い投資信託に回すのも馬鹿らしい、でも株式はまともに運用できるのだろうか? というものでした。 それでもこの1ヶ月間、乱高下する相場でしたが実際にやってみると案外何とかなるものでした。株に興味をお持ちの方の参考となるようにここまでの実績をまとめてみます。

以下、この1ヶ月のデータです。小数点を見落とさないでくださいね。

投資金額 134万円 (運用金額平均 約 133万円)
市場営業日数 21日
売買回数 計 35回
売買銘柄数 11銘柄
支払い手数料 約 1.7万円
所得税 約 1.6万円
確定済み利益 約 14.7万円 (源泉徴収後)
2/22現在 保有株式含み益 約 3.5万円
買い金額 計 約 611万円
売り金額 計 約 481万円
2/22現在 保有株式時価評価額 約 148万円

投資金額については最初 105万円でスタートしたのですが、途中で増額し最後の方で一部引き上げたので、平均すると約 133万円を株に突っ込んでいたことになりました。

1銘柄について大体 30万円前後を目安として複数銘柄に分散投資しました。 現物売買だけで結局信用取引はしませんでした。 日計り取引もしましたが、大体は1週間前後保有することが多かったです。

1/24 と 2/22 の日経平均株価を終値ベースで比較するとこの間 3.1% の上昇です。 それと比較して手数料と税引き後で投資金額の 10% 超の利益を出したのはビギナーズラックかも知れませんが、胸を張れる成績ではないでしょうか?

確かに今の市況は悪材料に敏感で乱高下を繰り返していますが、それはそれだけ儲ける機会があるということだと考えるようになりました。 次回はこの1ヶ月で株式運用について考えたことをまとめてみます。


関連記事

Visual C++ 2008 Express Edition をインストールしてみた

我が家にも今月末に Vista 搭載パソコンがやってくることになりました。 困ってしまうのは使っているアプリケーションソフトウェアのバージョンアップも余儀なくされることです。

そんなこんなで互換性情報を調べている時に Microsoft Visual C++ 2008 Express Edition を見つけました。 最近は無料の Visual Studio もあるのですね。 ちょっと感動してダウンロードしてしまいました。

これまで使っていた手持ちのソフトウェアは Visual C++ 6.0 です。 これは Vista に対応していません。 もっとも最近はめったに起動しないどころかインストールすらしていなかったという有様で、知識も VC++ 6.0 が現役だった頃のままで止まっています。というか既に失われた知識も一部あるような気がします。 なので、久しぶりに最新版の Express Edition を触って知識をリフレッシュしてみるかと思い立ったのでした。

インストールしてまず MFC を使ったアプリケーションを「新規作成」できないことに気づきます。 「あれ、MFC ってもう消えちゃったの?」

ちょっと調べてみるとWikipedia には Visual C++ 2008 に対応する MFC のバージョンが記載されていいます。 「別になくなったわけじゃないんだ。Express Edition だから Wizard 機能が省略されているのかも?」

そこで MFC を用いたサンプルプログラムをビルドしてみることにすると。

... fatal error C1083: include ファイルを開けません。'afxwin.h': No such file or directory

「げげ、afxwin.h が無いってどういうことよ!?」 ローカルドライブを探しても見つかりません…

更に調べると Express Edition には MFC が付属していないようです。 公式 FAQ に以下の通り記載されています。

31. Visual C++ 2008 Express Edition には MFC と ATL は含まれていますか。 
いいえ。Visual C++ 2008 Express Edition には MFC と ATL は含まれていません。
MFC と ATL は Visual Studio 2008 Standard Edition 以上に含まれています。

私は MFC どっぷりの人なので、これでは Express Edition は使えないですねぇ。 かといって有償の Edition を購入する必要性も感じないし…

なお、公開されている Windows Server 2003 Platform SDK に含まれる MFC ライブラリは古くて使えないそうです(SP1 の事例R2 の事例)。 また SDK for Windows Vista には MFC はついてきません。リリースノートの 5.5.4 に書かれています。