「バルタンキンはきえさった」

ゲームセンターやデパートのおもちゃ売場に行くと「大怪獣バトル EX」というアクションゲームがあり、怪獣同士で戦って遊ぶことができます。 1回ゲームをすると怪獣の描かれたカードが1枚もらえ、このカードに載っている怪獣や技をゲーム中で使うことができます。 データカードダスというシリーズのゲーム機ですね。 ついついカードを集めたくなってしまう人も多いでしょう。

このゲームと連動する「大怪獣バトルナイザー」というおもちゃがあり、大怪獣バトル用のカードを読み込ませてその怪獣を育てることができます。 同時に3体まで育てることができ、バトルナイザーをゲームセンターに持ち込んでゲーム「大怪獣バトル EX」へ赤外線を使って転送し育てた怪獣を使って戦うことができます。 バトルナイザーは怪獣版たまごっちとでも言えばイメージしやすいのではないかと思います。

更に昨年の12月からは BS11 (日本BS放送) にてバトルナイザーを使って怪獣を操る青年が主人公のドラマ「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」が放映されています。今現在は BS11 で再放送 (土曜 19:00 ~ 19:30) をしている他、まさに本日 (4/5) より TOKYO MX でも放送が開始されます (土曜 17:30 ~ 18:00)。 東京地区以外の方も 4/15 まで限定で動画を無料で見ることができます。

ちなみに BS11 では本日よりウルトラマン (土曜 18:30 ~ 19:00) も放送開始されます。

とまあ、前フリが長くなってしまいましたが、この「大怪獣バトルナイザー」を子供に買い与えてしまいました。 諸般の事情により好きなおもちゃを1つだけ買って良いということになったのですが、「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」の放送を見ていた4歳の息子はめざとくバトルナイザーを見つけ「これ!」と言うのでした。 隣に陳列されている怪獣ソフビへと誘導できないか試したのですが、息子にとってバトルナイザーは魅力的であり、今のところ電子ゲームチックなものを買い与えたことがない父としては「教育的にどうよ?」という葛藤 (&怒る妻を想像してしまった…) はあったのですが、結局購入することになりました。

昨日、何日かぶりにバトルナイザーのスイッチを入れた息子が「バルタン星人が動かない」と言いました。 リセットボタンのついている電子機器なのでハングアップでもしたのかと思い画面をみると動かないバルタン星人と前後して「バルタンキン (注:息子がバルタン星人につけた名前) はきえさった」の文字が… 「え~っ!?」

そうです。病気になったバルタン星人を放置していたところ、バルタン星人が消え去ったのです。 おいおい、しょっちゅうバトルナイザーで遊ばせなければならんのか…

というわけで買い与えるときは注意が必要です。 無制限に遊ばせたくないし、かといって育てた怪獣が消えると子供にとってはダメージでしょう。

そういえばたまごっちでも家出とかありましたね。 ただ、怪獣がいろんな仕草をすることもないようなので、育成ゲームとしてはたまごっちの方が面白いように思います。 同時に3体しか育てられず、育てた怪獣をどこかにセーブできるわけでもないので、いろんな怪獣をとっかえひっかえ育てるというわけにもいかないです。

バトルナイザーの情報についてはこちらの Wiki が詳しいです。 また、「対象年齢3歳 (以上)」という表示を複数の Web サイトで見かけましたが、正しくは「6歳以上」です。 4歳半の息子でも遊べていますが、年齢的にはぎりぎりだと思います。

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