電車好き

3/21 から NHK で「JR全線乗りつくしの旅」という番組が始まっています。


実は息子の大好きなビデオは昨年放送されていた「最長片道切符の旅」の総集編1~3のビデオ(PSXに録画)です。最近これのテーマソング「風の街」(カズン)の「ラララ~」の部分を口ずさむようになりました。ただし、まだちゃんとした歌には聞こえませんが。


今まで PSX を指しながら「あー、あー。」と言ってビデオを見せるよう要求していたのが、「ラララ~」と歌らしきものを歌って要求するようになったので進歩はしています。早くきちんとタイトルをしゃべれるようにならないかな。


さて、「乗りつくしの旅」の方ですが、彼は電車そのものが好きなので当地の名物紹介やらパイロットの持ち物紹介(今朝はそんな内容でした)などは興味ないようです。総集編待ちかな。

ThinkPad R40e のハードディスク換装 (苦労談編)

さて、予告通り今回はリカバリー CD を用いたリカバリーの苦労談です。HPA (リカバリー用保護エリア) を戻すのにどれだけ苦労したかを書きます。


まず、最初にインストールした時には、何故かリカバリーのできない HPA ができてしまいました。初回なので、油断していてどのような操作をやったかはっきり覚えていないのですが、コピー実行がことごとく失敗しエラーメッセージを出していた覚えがあります。具体的にどのような状態かと言うと、FWDIR コマンドで見ると “Rec Data” というエリア (PSA) があるのですが、これを FWMOUNT でドライブにマウントしても、中身がないのです。正確に言うと CC.BAT というファイルが一つのみでこれだけではリカバリーできません。
(FW~ コマンドを実行するにはリカバリーのメニューが表示されているところで、F3 キーを押してDOS のプロンプトを表示させ、実行します。FW~ コマンドについては参考 URL 参照)


ちなみにリカバリー実行時のエラーメッセージは 「”D:\COUNTRY\RECOVCC.DEF” がありません(意訳)」といってコマンドプロンプトで止まりリカバリーメニューが表示されません。


仕方ないので FWDELETE (FWDELETE ALL) を実行して、再度やり直します。このとき BIOS Security メニューの “IBM Predesktop Area” の設定は “Normal” でした。(本来 “Disabled” であるべき)


やり直したときは「Product Recovery プログラムの再インストール」メニューで「Product Recovery プログラムの再インストールをしますか?(Y/N)」”Y” と答え進んで行ったのですが、処理が進んでリブートした後、何故か再度「Product Recovery プログラムの再インストールをしますか?(Y/N)」と聞かれます。もう一度 “Y” とするとまたまたリブート後同じ質問が。そこで今度は “N” とすると先に進んで
HPA は戻せたようなのですが、”IBM Access” ボタンを押したときに表示されるメニューの項目のうち、


・”Create diagnostic disks”
・”Run diagnostics”
・”Restore your backups”
・”Recover to factory contents”


の4つがダブって2つずつ表示されています。2回 “Y” を押してしまったのがまずいようです。「実用上問題ないかも知れないけど、いまいちだよなあ…」ということで再度やり直すことに。


またまた FWDELETE しやり直します。そうすると、今度は、起動時に “Authentication of system services failed. Press to Resume” と表示され、HPA を使ったリカバリーはできない状態になりました。仕方ないので更に FWDELETE してリカバリー CD から起動しても「Product Recovery プログラムの再インストール」メニューが表示されなくなりにっちもさっちも行かなくなりました。ハードディスクが論理的に相当変な状態になってしまったようです。
ここからはいろいろ試行錯誤したのですが、そのあたりはいちいち書くと長いので割愛し結論だけ書くと、結局 “IBM Predesktop Area” を “Disabled” にして一旦 FWCREATE を実行して PSA を作成してから再度 FWDELETE することで、無事「Product Recovery プログラムの再インストール」メニューを表示することができました。FWCREATE は下のコマンドのようにかなり適当に実行しました。


> FWCREATE size=1024m id=0x8888 icon=0 flags=0 label=test


その後は前回の手順で無事 HPA リストア完了です。
何故こんなに苦労しなければならないんだか…


【前回分も合わせて参考情報】
ThinkPad X31 メモ – FW~ コマンドについて詳しい情報があります。
ThinkPad R40e (2684-42J)
Cubase VST 5 – 既に2世代ぐらい前のソフトなので Win 版の URL が見当たりませんでした。
Fedora Core

ぴっとんへべへべ

子供が朝登園前に見ているテレビ番組に NHK 教育「にほんごであそぼ」というのがあります。この番組でいつも流れている「ぴっとんへべへべ」という歌が最近頭の中で鳴り続けています。メロディーと歌詞の組み合わせが独特だからでしょう。その不思議な歌詞の意味が全然わからなくて気になってもいました。


気になっているものは調べてみようということで、歌詞について Web 検索してみると、意味などないそうです。歌詞の謎は解決したけれど、妙に「残ってしまう」ことには変わりなく、Web 検索の結果を見ても同じように感じている人は多いようです。


息子は最近歌を口ずさむようになりました。

ThinkPad R40e のハードディスク換装 (リストア編)

この R40e (2684-42J)、実は Cubase VST 5 用に買ってこれをインストールし、それ以外は入れない、ネットワーク接続も基本はしない、なのでパッチも当てないという使い方だったのですが、子供の世話で Cubase などをいじる暇もなく、放置されてしまったのでした。 (子供の世話だけかい?という突っ込みは置いておいて…)


このように買ってからこれまで十分に活用できていなかった R40e だったのですが、思い立ってハードディスクを容量の大きいものに換装し、有効活用しようと考えました。具体的には 80 GB のハードディスク (に換え、以下の3つの OS を導入、現在デスクトップ PC で用いているアプリケーションを Windows XP と Fedora Core 3 の部分に持ってくるという計画です。


Windows XP (プレインストール) : 雑用
Windows 2000 : Cubase 用
Fedora Core 3 : 雑用


まず、手始めに購入済リカバリー CD を用いて Windows XP をプレインストール状態にしようとしました。リカバリー CD を購入していたので、簡単に終わるはずだったのですが、意外に苦労してしまいました。これについて書きたいと思います。


なお、話が長くなりそうなので、今回は基本知識と「正しい」リカバリーCD の用い方をお伝えし、苦労の詳細は次回にしたいと思います。


基本知識
・最近の ThinkPad はハードディスクの一部をリカバリーデータ用に隠して保護し、
 このエリアからのデータを用いて初期状態にリストアできるようになっている。
 なのでリカバリー CD は付属しない(別売りで購入可)。この保護エリアを
 HPA (Hidden Protected Area) と呼び、ここのデータから直接リカバリーする
 機能を Disk to Disk 機能と呼ぶ。
・HPA は BIOS によって保護され、通常 OS からアクセスできない (見えない)。


リカバリー CD の使い方
・BIOS により HPA の保護をはずしておきます。BIOS メニューで “Security” –

“IBM Predesktop Area” – “Disabled”。

・リカバリー CD で起動します。”Product Recovery プログラムの再インストール”
 メニューが表示されます。このメニューを進んで、再インストールを開始します。
 ”Product Recovery プログラムの再インストール” は HPA が存在しない(恐らく
 かつパーティションが存在しない)ときのみ表示され、HPA が存在すると
 ”メインメニュー” というメニューが表示されます。
・インストール完了後、再起動時に F1 を押し、BIOS メニューに入ります。
 BIOS の設定を元に戻し、一旦電源を落とします。
・再度電源を入れ、”Access IBM” ボタンを押し、表示されるメニューから

“Recover to factory contents” を選びます。

・画面が進みメニューが表示されたら F3 を押し、DOS のコマンドプロンプトへ。

fdisk でプレインストールの Windows XP 用の基本 MS-DOS 領域を作成します。

・続いて残りを拡張 MS-DOS 領域としておきます。これをしておかないと OS のリカ
 バリー中にディスク全体が C ドライブになってしまうらしいです。
・領域を設定したら一旦電源を落とします。
・電源を入れ再度 “Recover to factory contents” を選び今度は OS のリカバリー
 を開始します。
・リカバリー処理中1回目の再起動時に一旦電源を落とします。これをしないで電源
 入れっぱなしだと、”Windows 製品のライセンス認証” 画面になってしまい、先に
 進めなくなりました。
・電源を入れるとリカバリー処理が続行されます。


これで C ドライブの容量を任意に設定したプリセット環境ができあがります。


なお、ネットにはリカバリー CD を使わない手順がいろいろな方々の手によって
公開されています。こちらの方法を採用するのが大多数のようです。

Bトレインショーティーの買い方

Bトレインショーティーというブラインドパッケージで売っている電車のおもちゃがあります。おもちゃとはいってもディテールに凝っているし、台車を取り替えて N ゲージの車両として遊ぶこともできます。継続して人気はあるようで今度発売されるのは何と第11弾です。


ただ、単価は安いものの、編成を揃えようとすると24個入りの BOX を2箱買う「箱買い」が基本になってしまいます。「あんなものを箱買いなんかして…」と眉をひそめる人もいるかも知れませんが、これにはきちんと理由があるのです。


例えとしてわかりやすいパート1を例に取ります。(例えばパート10等は「シークレット」が入っていたり、1BOX で1編成になる場合もありますが、それだと話がややこしくなる。) この中から現在山手線を走っている「E231系 山手線」を4両1編成揃えたいと考えたとします。先頭車×2、中間車×2が必要ですが、これらはそれぞれパート1の 24種のうちの1つなので、24個入り BOX の中にはそれぞれ1両ずつしかありません。


2BOX 分の 48個からこの4両を引く確率は (4×3×2×1)/ (48×47×46×45)=1/194,580 です。
別の考え方として、24種全てが均等の確率で出るとすると、この4両編成を揃えるのに平均 66 個買う必要があります。


1個目は先頭車、中間車どちらでも良いので確率 2/24。
 →1両目が出るまでに平均12個買わねばなりません。
2個目も同様で確率 2/24。
 →2両目が出るまでに更に平均12個買わねばなりません。
3個目は、1個目と2個目が同じものか異なるものかで確率が 1/24 か 2/24 となる。1個目と2個目がが同じものになるか異なるものになるかはそれぞれ 1/2 ずつの確率。
 →3両目が出るまでに更に平均18個買わねばなりません。
4個目は最後の一個なので確率 1/24。
 →4両目が出るまでに更に平均24個買わねばなりません。


1BOX には24種が1個ずつ入っています。ですので2BOX (=48個) 買えば確実に「E231系 山手線」の4両編成を揃えることができるのです。しかも他の編成も一通り揃うことになり、不要なものは中古を扱う店やオークションで処分することができます。というわけでみんな「箱買い」をすることになるのです。これが一番効率良いのです。


でもこれじゃあ、マニアしか買わないんじゃないだろうか? 小さい子供にとってはきついよね。購買層は気のせいか親父さんが多いように感じる。


ちなみに私は「晒し売り」している店でしか買ったことがありません。
プレミア価格になっていますが「箱買い」より安いし、数はたくさん要らないので。

エアロアールシー

多分季節ものなので早めに取り上げとこう、ってことで エアロアールシーです。


12/26 に東急ハンズ某店で先行販売していたのですが、それを見て子供が反応したので子供用に買ってみました。子供は1歳半。まだ右も左も前も後もわかっていませんが、とりあえずデモ車を動かして喜んでるので、1,050 円という価格もあり、はずしてもいいやという感じで買ってしまいました。車種はデミオです。


その後気にしてみると、あちこちの店に置いてあるし車種によっては品切れもあるようだし、検索エンジンでひっかかる数も増えているので、それなりに流行っているような気配ではあります。


特徴&主観的感想に書いておきます。


・コントローラーは「前、停止、後」と「左、ニュートラル、右」というように0か1でアナログ
 な操作はできません。微妙な操作は断続的に「ボタンを押して」コントロールする必要があります。
・組み立てはそれなりの手間がかかります。小さい子は助けが必要でしょう。
 対象年齢8才以上となってますね。
・室内用ということを考えるともう少し回転半径が小さくなった方が良いように思います。
・アンテナパイプがはずれやすい。(まあ、攻撃する子供がいるせいだけど)
・オプションが出ているようだけど、自分はきっと買わないでしょう。
 でも車種に思い入れのある人はオプションつけたり、塗装したりすると楽しそうです。
・周波数帯が2つしかない(=同時走行2台)のは今ひとつ。
・既にラジコンカーを持っている人にはもの足りないでしょうね。ホイールベースを調整したりできる
 ので、プラモデル好きが制作したボディを載っけてしまうという楽しみ方はあるかも。
・値段から見ると頑張っているなあ、という気はします。

息子の退院

子供は無事土曜に退院しました。アデノウイルスの典型的症状通り、5日間程度で熱がひきました。ただ、お医者さんが言うには肺炎までになる症例は少ないそうです。

入院中は子供も精神的にまいってしまったようで、いつもにない程の癇癪を起こしていました。
「何でこんなところに連れてきたんだー! 俺の体に触るんじゃーない!(と聞こえました)」
みたいな感じで、四つん這いになり、おでこを床に押し付け泣き喚いていました。

他に顔のあざのレーザー治療をしていて、病院慣れ&痛み慣れはしているはずなのですが、やはり入院は
初めてなので参ったようです。ちなみに今回は個室で 24時間誰か(親か祖父母)が付き添いました。家に戻ってきたらだいぶ落ち着いたのですが、昨晩も真夜中に起きて泣き喚きました。

こういう泣き方をされると親としては辛いですね…

無題

トラックバックが2回行っている。修正したのがまずかったんだろう。
恥ずかしい…

バッククォートをエスケープする方法がわからん。
引用の中のインデントはどうするんだ?

ちゃんと文法を調べねば…

Bogofilter の導入 (Meadow, Mew, Cygwin 環境)

某プロバイダのメールアドレスを持っているのだが、ありがちなユーザ名なので、スパムが大量に来る。と言うか、来るメールのほとんどがスパムと言ってよい。ちょっと前までザウルスで受信していたのだが、スパム処理が馬鹿らしくなったので、パソコンで受けてフィルタリングソフトを導入することにした。ちなみに某プロバイダではメールアドレスを変えるのに \3,000 かかるのでケチくさいが大した使っていないアドレスを変えるのにお金をかけるのはもったいないし、スパムの傾向を見るのも社会勉強だろう。


導入したソフトは BogofilterMeadow + Mew + Cygwin の環境に導入した。ついでに Mew も 4.2 へバージョンアップ。ネタとしては古いかも知れないけれど仕方ない。


ちなみに職場のメールは MS-Outlook + Exchange という環境。これはこれでいいけど。(本当か?)


以下、導入について。


cygwin の setup.exe で、


libdb4.2
libdb4.2-devel (いずれも category は database)
gsl (category は libs)


をインストールしておく。


bogofilter-0.92.8 を展開。README の通り、


./autogen.sh
make
make install


を実行。t.env と t.lock3 のテストが FAIL するが、気にしないことにする。前者は空白混じりのパスが問題。後者はよくわからないが、


test “x‘grep -v 0 $TMPDIR/exits‘” = x


の行でコケているようだ。


Mew のドキュメントにもスパム用の設定が載っているが、それを参考にしつつ、日本語スパムへの対策強化のため、nkf と kakasi を使うように変えてみる。kakasi は Win32 用バイナリ使用。nkf は以前より cygwin 用にコンパイルしてインストールしてあった。


次のような newspam, newham という2つのスクリプトを作って cygwin の /usr/local/bin の下におく。


#!/bin/sh
# newspam

nkf -m -e | kakasi -w | bogofilter -s -N -v

#!/bin/sh
# newham

nkf -m -e | kakasi -w | bogofilter -n -S -v

nkf の -m オプションは知らなかったが、MIME デコードするオプション。このあたりは先人達の知恵をそのまま借用。


.emacs に次の行を入れる。これで ‘ls’, ‘lh’ コマンドでスパム/ハムを学習することができる。


(setq mew-spam-prog “bash”)
(setq mew-spam-prog-args ‘(“–login” “-c” “newspam”))
(setq mew-ham-prog “bash”)
(setq mew-ham-prog-args ‘(“–login” “-c” “newham”))


次にスパムをマークするためのスクリプトを作成する。次の内容で bogo という名のファイルを /usr/local/bin の下に作成する。


#!/bin/sh
# bogo

PATH=/bin:/usr/bin:/usr/local/bin:$PATH

for i in $*; do
nkf -e -m $i | kakasi -w | bogofilter
if [ $? -eq 0 ]; then
echo $i
fi
done


これで、'”‘ コマンドで ‘bash /usr/local/bin/bogo’ と入力するとスパムにマークがつく。多分もっと美しいやり方があるのだろうけど、とりあえず用が足りればオッケーとする。


おっと、実際はその前にスパムを学習させねばならない。スパムのメールファイルが存在するディレクトリで、


for i in *; do
nkf -e -m $i | kakasi -w | bogofilter -s
done


などとやっておけば良い。


さて現在の状況だがスパムの処理が楽になったものの、だからといって普通のメールが増えるわけではない。何か虚しいような気もするが、スパムを受けて処理するのも社会勉強ということで。

息子の入院

先週末から熱っぽかった息子(1歳7ヶ月)が 40度の熱を3日間続けたので、
昨日大きな病院へ行って検査。肺炎とわかって入院するはめに。音はそんなに
悪くないそうだけれど、レントゲンに影が出ていた。
検査の結果、アデノウイルスに感染しているとのことが判明。
大人にはうつりにくいらしく、保育園からもらってきたのでは?とのこと。

主な症状は、発熱、下痢、嘔吐、咳、喉のはれ、鼻水。食欲も全然なく、固形物
を食べると戻してしまう始末だった。

でも、今日は点滴や薬が効いているようで、夜会いに行ったら熱も下がり元気
だった。(熱を出していたときもそれなりに元気だったけれど、きちんと検査
してもらって良かった)

というわけでここは放置してしまった。そもそも1週間に2、3回程度の更新
ペースが合っていそうだ。明日は妻に代わって私が泊まる予定。