先に書いた通り、もともとはデスクトップPC環境を ThinkPad R40e に移すつもりだったのですが、ちょっと方針を変えて、デスクトップ環境も強化することにしました。というのも DVD-R ドライブを使いたくなったのです。これまでメインで使っているデスクトップ PC は自作の Celeron 400MHz のもので、これだと全然ドライブの推奨動作環境に足りません。
で、結局デスクトップPC強化のために、以下を買いました
久々にマザーボードを買い換えたのですが、すっかり最近のPC事情に疎くなっていたので、(特に CPU について) いろいろ知ることがありました。知っている人は知っているでしょうが、今回それをまとめておきます。ちなみにメモリーは PC2100 1GB 分ただ同然で譲り受け、グラフィックボードはゲームをしないので、オンボードのもので間に合わせます。DVD-R ドライブは先に買っていました。
1. Pentium 4 対応電源
まず、電源の話です。最初は電源等買い換えることになると思いませんでした。CPU とマザーボードを買ったときに店の人が「できれば 350W 以上の電源が良いですよ」と言ったのを聞き流していたのですが、その後調べると、
・Pentium 4 は以前の CPU に比べるとやたら電力を喰う。
・ATX 12V なる規格ができていて、最近の製品はこれに準拠している。
ということがわかり、電源も買い換えることにしました。昔は単品売りの電源でも 250W が主流だった気がしますが、今は最低でも 350W 、大容量のものでは 600W なんてのも普通に店に置いてあるのですね。
2. Hyper-Threading Technorogy
これは最近の Pentium 4 に搭載されている機能で、この機能を ON にすると CPU 2つ分に見えるというものです。実際に恩恵を受けるには Windows 系 OS だと XP にしなければならないのですが、現状 Windows 2000 しか持っていません。今のところ負荷の高い処理をする予定はないので、当面はこの機能は OFF で良いかと思っています。
3. CPU のステッピング
これは買った後知ったのですが、Pentium 4 3EGHz には C0、D0、E0 とステッピング (バージョン) があり、C0 は「爆熱」なので掴まされると悲劇、という情報がありました。最近の掲示板の書き込みでも、E0 は入手が難しいというような話があったので、戦々恐々としながら自分の買った CPU のステッピングを確認したのですが、無事 E0 でした。ちなみに今回入手したパーツは全て都内の BIC カメラ某店で購入しました。
4. DDR メモリーと DDR2 メモリーは互換性がない (こんなことも知らなかった…)
5. 最近は I/O シールドがマザーボードパッケージに添付されるのが一般的
6. 最近は「オーバークロックしやすい」というのがマザーボード売り文句になるらしい。
(少なくとも昔は「EzClock 機能でリブートせずにクロックを変更できます!」みたいな宣伝文句
も機能もありませんでした。)
自作コンピュータのアップグレードは最近のPC情報を知る良い機会ですね。
ちなみにまだ組み立てが済んでいません…