さかつうギャラリー

久しぶりに近くまで行くことがあったので、巣鴨の「さかつう」に行ってみました。 昔とはだいぶ趣が変わってジオラマ専門店となり、店名も「さかつうギャラリー」となっていました。

「車関連はどうなったのだろう?」と思い、家に帰って調べてみると Wikipedia で組織分割の経緯を知ることができました。 店主の方のブログにも分割に関する記述を見つけることができました。 もう自動車模型関連のグレードアップ用パーツを入手するのは難しいのですね。 いずれ模型に時間をかけられるようになった時は、と思っていたので、自動車模型関連の撤退は残念です。 ただ、Nゲージ用含めジオラマ作成用のパーツは豊富なようなので (子供二人と一緒だったのでゆっくり見ることができませんでした)、また「さかつうギャラリー」へ出かけることはあると思います。

最近はメーカー純正のエッチングパーツも出ていますし、そもそもグレードアップパーツに手を出す人の割合がどれだけいるのかとも思いますので、特定のモデル向けのサードパーティ製パーツというのはきっと成り立ちにくいのでしょう。 それならばメーカーに何とか頑張って欲しいところです。

ちなみに別の日に訪れたタミヤプラモデルファクトリー新橋店は子供も連れて行きやすかったです。事実、子供向け電動キットを購入してしまいました。

トミーテックの半完成レイアウト「ジオラマセット」

あまり話題になっていないようですけれど、トミーテックが「ジオラマセット」という半完成のジオラマ製品を 12月に出します。 線路は取り付け済みで、建物、フィギュア、小物を組み立てて設置すれば完成というもののようです。 「週刊鉄道模型少年時代」がシリーズ刊行途中というタイミングでの発売に「いいの?」という気がしてしまいますが、光やサウンドで差別化できているから良いということなのでしょうね。

ジオラマセットA、B、Cの3種が発売予定ですが、いずれもベースボードサイズは 600mm × 450mm で「少年時代」と同じです。 組み立ては「少年時代」より簡単になるでしょうが、川、海やトンネルなど風景はそれなりに考えられています。 「『少年時代』の最終号まで待てない」、とか「ちょっとでも安く」という方には良いのではないでしょうか?

ここまで来たなら、複数のレイアウトをつなげて遊ぶことが考慮されたりすると面白いのかも。

毎日のページビューベストテン

Google Analytics API を用いて 1日 1回、前日のページビューを集計してサイトに表示するようにしました。 日次集計だと結構入れ替わりがあるので楽しいと思います。 RSS リーダーで読むのがメインの方も、たまには Web サイトの方へアクセスしてみてください。

(今は左上に表示している「ページビュー Top 10」のことです。そのうち右にするかも)


2009.9.9 追記
JavaScript をキャッシュさせない様にしました (参考サイト)。 これできちんと昨日分が表示されるでしょう。

「モダン Perl 入門」を買いました

大きな声で言えないのですが、Perl について最後に購入した参考書は「初めての Perl (Learning Perl)」の初版、すなわち 10年以上前に出された Perl4 対応の本だったのです。 ラクダ本を読んでいないどころか Perl5 対応の perl 参考書は一冊も持っていなかったのです。 この本「モダン Perl 入門」を購入するまでは。

もっとも、perl でまとまったプログラムを書く機会はなかったし、そもそも仕事でプログラムを書くことはほとんどなくなってしまったのでそれで済んでいたのでした。 ちょっとしたテキスト処理に perl を使う程度ならば正規表現の知識とオンラインドキュメントがあれば十分だったのです。

ただ、思うところあって、もう少し perl を勉強してみようと思い選んだのがこの本でした。 今更、分厚い本を通して読む気にはなれないし、Web のあちらこちらで紹介されている内容は C++ での経験値ならばそれなりにある私にピッタリのように思えたからです。

で、まだ第1、2、9章をざっと読んだだけですが、十分元は取ったような気分になっています。 第1章はオブジェクト指向の説明、第2章は各デザインパターンを実装するコードサンプル、第9章は CPAN の使い方含めもろもろの基礎知識が記述されています。 全部読み終えるのはいつになるのかわからないので、とりあえずここまでで感じたことを書いてしまいます。

オブジェクト指向プログラミングの知識がないと辛いかな
第1章を読むには、クラス、カプセル化/継承/ポリモーフィズム (多態性、多様性、…結局訳語は定着しなかったのかな?) といったオブジェクト指向プログラミングの基本知識が必要ですね。 私の場合、この章と Perl5 のドキュメントと合わせて読んだことで Perl におけるオブジェクト指向とは何かというのをある程度は掴んだような気がしています。

同様に第2章はデザインパターンが何のためにあるかということがわかっていないと辛いです。 perl での実装例がメインなので、各パターンについての説明は最小限です。

私は各パターンを空で言える程精通しているわけではないので、久し振りに「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン」 を引っ張り出してしまいました。 この本は絶版の様ですが、今だったら何が一番お勧めのデザインパターン本なのでしょう? (追記:改訂版がでていて今も変わらずバイブルのようです)

CPAN についての理解が深まった
CPAN というと、いつもはモジュールをダウンロードして perl Makefile.PL; make; make install するだけで「モジュールのレポジトリ」程度の認識しかなかったわけですが、CPAN 形式を採用するメリットをまとめた説明はためになりました。 開発成果をモジュールとして contribute するわけではなくても、CPAN 形式で開発すればメリットがあるということです。 また、モジュール選択の際のチェックポイントも役に立ちます。

ただ、いつも思うのはこういったモジュールを業務で使う場合、どのように認めてもらうかですよね。 恐らくそのままだと CPAN モジュールは玉石混交だと思うので、誰かが権威づけして、そのリストに載っていれば業務で利用できるレベルだよね、というコンセンサスができると良い様に思います。 上司含めてコードが読める人ばかりで柔軟に対応できる会社ならば良いのでしょうが、固い会社だと標準パッケージに含まれるモジュール以外を使うのはハードルが高いような気がします。

その他
私にとっては9章の変数宣言の話 (our, my, local, …) やパッケージ宣言の話も役に立ちました。 日本語処理 (今は Encode.pm を使うのですね) と正規表現の話も欲しくなるところですが、まともにやるとそれだけで本になってしまうのでないものねだりでしょう。

他の章は必要に応じてゆっくりと読もうと思っていますが、それぞれの章でやはり前提とされる知識があるように見えます。 本書は perl 入門書ではないので初心者には向かないと思いますが、まとまった量のプログラムを perl で書こうとしている人や他言語の経験者で目次の項目のいくつかに興味を惹かれた人にとっては買って損はないと思います。

仮面ライダーディケイドがグズグズな件

政権交代の瞬間というタイミングでどうしようもない話題を出しますが、最終回を見終えてすぐで勢いのある今日のうちに書いておくことにしました。

TV 最終回に先立って公開されている「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」では仮面ライダーに変身する主人公が実は大ショッカーの大首領だったというかなりの荒っぽい展開でした。 ヒロインである夏海のおじいちゃんも死神博士に変身したりで、子供向けのストーリーとしては疑問に思えます。

いや単純な正義はないという話ならそれはそれで子供に説明するのですが、大した背景もなくただアクロバティックなだけにしか見えませんでした。 大人の鑑賞に耐えられるわけではない点については最初から期待していないので良いのですが、子供向けとしてその展開はいかがなものかと。

そういう意味では TV 版最終回に期待していたわけですが、こちらはきちんとオチがつかず翌週に続くような展開で「12月公開される劇場版へ続く」として終わってしまうという内容でした。 しかも TV 版は現劇場版とは背景が異なるようでつながりが見えませんでした。 現劇場版でも 12月公開版に続くことを暗示していたので混乱するだけのように思えます。

確かに平成ライダー&昭和ライダー混じってワラワラ出てくる映像はインパクトがありますが、ストーリーがそれに伴っていないです。 12月公開版できちんと話がまとまるのであれば (&子供が観たがれば) 観ようかと思うのですが、これまでの展開を考えると期待できない気がします。 昔のヒーローを出して話をつくるということでは、(「兄弟」なのでやりやすいという点はあるでしょうが) ウルトラマンシリーズの方が良くやっていると思います。

ネット上にも「ひどい」という声があふれています。

木曜より「デジタル一眼レフで巡るローカル線の旅」放送開始

現在のメインの被写体は息子&娘なのですが、いずれ手を出してみたいものに風景&鉄道写真があります。 特に鉄道写真については書店でムック等見かけるとつい手に取ってしまいます。 これも書店で見つけたのですが、このブログでも何度か取り上げている NHK の「趣味悠々」で鉄道写真が取り上げられます。

9月3日~10月29日 全9回シリーズ
「デジタル一眼レフで巡るローカル線の旅」
NHK 教育テレビ
木曜午後 22:00~22:25 (再放送:翌週木曜 12:00 ~ 12:25)

NHK のサイトにもまだ詳しい情報は載っていないのですが、テキストは書店に並んでいます。 気になる方は録画のセットをしておきましょう。 講師の広田尚敬さんの blog にはロケの様子も紹介されてますね。

我が家の場合、子供の手が離れないうちは鉄道写真に取り組むのは難しそうですが、そうすると撮りたい列車がみんな引退してしまいそうで心配です。

本屋で気になった他の書籍 (まだ立ち読みだけですが…) と合わせてアフィリエイトリンクを貼っておきます。

「鉄道模型少年時代」創刊号購入

発売が気になっていた週刊鉄道模型少年時代の創刊号を買ってしまいました。 この手の雑誌の創刊号はお得なはずなので、まずは買ってみました。 私の場合、「昭和の鉄道模型をつくる」は全く購入しなかったので、それに比べると一歩前進です。

...でも2号以降はきっと購入しません。 動力ユニット TM-11 を買ってきて、動力車化した付録の気動車を息子用として終りになると思います。

見送るのは前回とほぼ同様の理由のためです。 自分の書いたその記事を読んで冷静になったわけなのですが、加えて創刊号書籍の原寸大完成図 (写真) を見て、やはりお金をかけるのも大事だけどお金だけかけても手間をかけないとそれなりなんだよなあ、と思ってしまいました。

かといってこういった企画を否定するわけではありません。

やはり手軽に鉄道模型を始められるということは良いことだと思います。 経済的に余裕があり鉄道模型を始めたいと考えていて、付属の気動車を「懐かしい」と感じることができる方にとっては買いです。 それ以外の方にとっては、やはり全号そろえた時の費用を考えた時にどう感じるかがポイントでしょう。

付属の DVD はあくまでも「鉄道模型少年時代」の組み立て方の紹介なので、汎用のレイアウト制作テクニックを期待してはいけません。 川はどうするのかと思っていたら、プリントされたシートを使うのですね。 これならば難しいことはないでしょう。

確かにスキルアップを目指す「グレードアップ講座」はあるのですが、基本は初心者向けという雑誌のつくりは良くも悪くも変わらないように感じました。

持って帰ったこの創刊号を見たとたん、息子 (6歳) と娘が (2歳) が奪い合いを始めました。 最近娘は鉄道ものの DVD を観るのが好きになっています。 限られた一時期の話だとは思いますが、妻が「鉄子になっちゃう?!」と警戒しております。 別にそのときはそのときでしょうが...

リニューアル後のホビーセンターカトー東京店

8/8 にホビーセンターカトー東京店がリニューアルオープンしたので様子を見に行きました。 以下のようになっていました。

  • 2階までショップになりました。 Assy パーツ&ジャンク品等は3階に残り、それ以外の完成品販売は2階に下りていて、2階に展示される車両は一部例外を除いて売り物ばかりとなりました。
  • レイアウト展示に関しては、大レイアウトは撤去され、小さめのものが売場のところどころに置かれています。 以前からある東海道本線のレイアウトがリニューアル (現在「調整中」) されて一番の目玉となるようです。
  • 既に発売中止となっているものも含めた歴代車両の展示が、現時点ではなくなっています。 ただ、3階の棚がまだ空になっているので、そこに置かれるのかも知れません。
  • 運転コーナーに加え、工作コーナーができ作業机がいくつか置かれました。 買ってすぐに加工、取り付けができるということのようです。

という感じでレイアウトを眺めるために子供を連れていくような場所ではなくなってしまった気がします。 子供連れで手軽に行ける、大レイアウトのある場所として重宝していたのですが。 鉄道博物館はちと遠いし。

新型インフルエンザはすぐそこに

保育園へ子供たちを送りに行くと、いつもよりもラフな格好をしたパパさん連中が何人もいました。 「おっ、夏休み?」と聞いてみると確かに休みの人もいるのですが、「子供がインフルエンザで自宅待機を命じられた...」と言う人が、複数人。 2人めの子供がかかってまた待機、というような家庭も...

新型インフルエンザが出たと聞いて、それでも冷静に対処している保育園に感謝していたところですが、こうなってくると明日は我が身でしょうか? ...どっちみち来週は夏休みではあるのですが...。

都内某所での事例でした。

EP-901A の修理

EP-901A の ADF (オートドキュメントフィーダー) が壊れてしまいました。 妻曰く「紙詰まりしたので、紙を取り除いたら読み込まなくなった」とのことなのですが、確かに紙を差し「OK」を押してスキャンをスタートさせても大きな異音を発するのみで紙がうまく吸い込まれません。 若干の疑惑の目を妻に向けつつも、詰まった紙を取り除く程度で不具合が起こるならばそれは保証の範囲だろうと思い、とっとと修理に出すことにしました。

EPSON のサポートを利用するのは初めてなのですが、ここで利用したのはドアtoドアサービスです。 これは引き取り修理サービスでプリンタを家まで取りに来てくれるのです。 車のない我が家なので、比較的重い家電製品であるプリンタを持ち歩くことを考えると、「+1,575円」程度の費用であればこの手のサービスを利用することを選択してしまいます。

サポート窓口に電話をして (正確には妻に電話させて) ドアtoドアサービスを申し込み、引き取りの日にちを決定します。 修理作業の処理能力に応じて一日当たりの引き取り可能個数が設定されているようで、申し込めばすぐ来てくれるというわけではありません。

しかし、その分引き取ってからの処理は迅速でした。 うちの場合、水曜午前に集荷に来て、金曜には戻ってくる、ただし、金曜不在で土曜に受け取り、というような具合でした。 「最短で」と謳われている3日で修理してもらえたようです。

修理自体は メーカー保証の範囲で対応してもらえたので結局出費はドアtoドアサービス基本料金の 1,575円のみでした。 以前 VAIO も引き取って修理してもらいましたが、いずれも物を出しておけば梱包してもらえ、楽チンでした。

壊れないのが理想ですが、万が一修理が必要になった場合、引き取りサービスの利用を検討してみてはいかがでしょう、というお話でした。