政権交代の瞬間というタイミングでどうしようもない話題を出しますが、最終回を見終えてすぐで勢いのある今日のうちに書いておくことにしました。
TV 最終回に先立って公開されている「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」では仮面ライダーに変身する主人公が実は大ショッカーの大首領だったというかなりの荒っぽい展開でした。 ヒロインである夏海のおじいちゃんも死神博士に変身したりで、子供向けのストーリーとしては疑問に思えます。
いや単純な正義はないという話ならそれはそれで子供に説明するのですが、大した背景もなくただアクロバティックなだけにしか見えませんでした。 大人の鑑賞に耐えられるわけではない点については最初から期待していないので良いのですが、子供向けとしてその展開はいかがなものかと。
そういう意味では TV 版最終回に期待していたわけですが、こちらはきちんとオチがつかず翌週に続くような展開で「12月公開される劇場版へ続く」として終わってしまうという内容でした。 しかも TV 版は現劇場版とは背景が異なるようでつながりが見えませんでした。 現劇場版でも 12月公開版に続くことを暗示していたので混乱するだけのように思えます。
確かに平成ライダー&昭和ライダー混じってワラワラ出てくる映像はインパクトがありますが、ストーリーがそれに伴っていないです。 12月公開版できちんと話がまとまるのであれば (&子供が観たがれば) 観ようかと思うのですが、これまでの展開を考えると期待できない気がします。 昔のヒーローを出して話をつくるということでは、(「兄弟」なのでやりやすいという点はあるでしょうが) ウルトラマンシリーズの方が良くやっていると思います。
ネット上にも「ひどい」という声があふれています。