京商から 1/150 のバス

京商から 1/150 のバスが出ています。昨年末にデパートで見つけたのですが、定価売りだったので手を出しませんでした。そうこうしているうちに買いそびれてしまいましたが、amazon で売っていたので注文してみました。

ダイキャスト製ですが、店頭で見た限りではバスコレと並べても違和感は無いように思いました。エアポートリムジンバスを注文したわけですが、バスコレ第8弾のエアポートリムジンを手に入れるコストを考えるとこういったパッケージの方が買いやすいと思います。サイドミラーもついてますね。

また届いたら写真を撮って記事にしようと思います。

ポリスイッチつきモーター

愛車 (ミニッツ) のモーターがだいぶヘタってきたので、交換しました。最近の純正モーターはポリスイッチがついて昔より定価が 210円ほど上がっています。ポリスイッチつきのモーターの型番はノーマルが <MZ9P>、X-SPEED は <MZW8P> です。

ポリスイッチとは過電流を防止するための素子でヒューズの代わりになるそうです。一旦切れても温度が下がれば自動的に復旧します。ノーマルと X-SPEED の両方を買ったのですが、X-SPEED の方には説明書が付いていて「保護回路が作動した場合には、車を回収し電源を OFF にして電池を全て取り外してください」とのことです。そうすれば「約5分」で自動復帰するそうです。ノーマルの方には何の説明もないですが、働くことはまれ(=ほとんど飾り)ということなのでしょうか…

(ドームスタジオを使用して撮影)

以前のものと比べるとなんか見た目がゴツいですね。

実は私のシャーシーは MR-01 なのです。プロポも PERFEX KT-2 という初期のものです。今のところ MR-02 や AWD が欲しいという気にはなっていません。もう少し腕を上げないと買ったところで意味無いだろう、という感じです。

読書感想「下流喰い-消費者金融の実態」

これを読むと消費者金融業界には利用者から金を搾りとるための仕組み・手法が確立されていて、そこにはめ込まれた場合独力で抜け出すのはなかなか難しそうだというのがわかります。単純に上限金利を引き下げれば多重債務者が減るという構図ではなさそうです。ヤミ金業者に至っては自己破産者を「カネの需要がそこにあり」なおかつ「自己破産申請で “逃げられない” (=一定期間再度の破産申請が認められない)」者と見て狙っているのだそうです。言われてみると成る程と思いますが、普段付き合いがないのでこのような書籍でも読まないとなかなか業界の考え方というものがわかりません。

消費者は自衛するしかないのですが、いざお金に困っている状態になった時に目の前の現金の誘惑に抗えるかどうかというとやはり難しいということなのでしょうか。本書には止むに止まれずという例以外に、借りる目的が飲み代だったりホストクラブにつぎ込んだりというような例も出てきます。これについては自業自得という面もあるでしょうが、一回借りたのが運の尽きというような例が多数であればやはりそれは貸す側の問題が大きいのでしょう。特に若いうちは軽はずみでローンを受けてしまい、雪だるま式に多重債務に陥ってしまうという可能性は誰にでもあると思います。

もちろん消費者も賢くならなければならないわけで、消費者金融業界と聞いてテレビコマーシャルしか思い浮かばない人は必ず本書を読んだ方が良いです。「とにかくお金借りるのはまずい」とだけ考えている人もどのようにまずいのかが良くわかるので読んでみてはいかがでしょう? 本当に読む必要がある人に本書の内容が届けば良いなあ、と思いますがどうなんでしょうね…

エツミ ドームスタジオS

最近の小物撮影にはエツミのドームスタジオS+三脚を使用しています。私の場合、大きめのもので 1/24 の車の模型 (ああ、製作が止まっている車が!…) の撮影あたりまでなのでSサイズで十分です。バックスクリーン (布) の生地目や折り目が気になることもありますが、気楽に取り出せるし、たためば小さくなるので便利です。最初から付いてくる緑/青の布よりもオプションの白/グレーの布の方が使いやすいように思います。光が柔らかくなるようにライトはドーム越しに当てるのですが、ライティングは工夫の余地があり試行錯誤しています。

私がああだこうだ言うよりも デジカメ Watch の記事の方が参考になるでしょう。ブログ用写真では昨日のエントリこのエントリの写真撮影時に使っています。

KATO – Tomix DC 変換ケーブルの作成

細かいネタですが、鉄道模型の DC フィーダーの話です。

レールを販売している N ゲージ大手メーカーといえば Tomix (トミックス)KATO (カトー) ですが、それぞれ別の形状のコネクタを持ったパワーパックを販売しています。複線で列車を走行させるには2つのパワーパックが必要となりますが、両社のポイントの使用を念頭に入れ、我が家では Tomix と KATO のパワーパックを一つずつ購入しています。そこで線路との結線を行うときに KATO 用の線路で Tomix のパワーパックを使ったり、あるいはその逆で使ったりするために延長コードを用いて小物を作りました。


…ただの変換コードです。

Tomix のユニバーサルスイッチ等を使うことを考えると DC フィーダーを素材として使うのではなく、延長コードで作成して純粋に変換用のコードとするのが良いです。Tomix の品番 <5813> と KATO の <24-825> ですね。極性は Tomix の茶と KATO の白、Tomix の白と KATO の青を接続すると Tomix のパワーパックの方向切り替えスイッチ上 (<) と KATO のパワーパックのスイッチ上 (前進) が対応するようになるので良いと思います。

それぞれ半分に切った延長コードを半田付けして熱収縮チューブで覆ったのですが、熱収縮チューブを使ったのは初めての経験でした。切ったチューブを半田付けする前にあらかじめ線に通しておくのを忘れないよう注意します。また、コネクターの組み合わせも間違えると使い物にならないので注意です。写真は一つだけしか写しませんでしたが、Tomix のパワーパック- KATO のレール用と、KATO のパワーパック- Tomix のレール用の2つの変換ケーブルを作っています。

半田付けの後はチューブをずらして半田付け部分を覆いライター等であぶるのですが、やってみると思ったより簡単でした。熱するとチューブの太さは縮みますが、長さ方向にはほとんど変化ありません。使用したチューブは東急ハンズで売っていた中で一番細い径 1.5mm のものです。

ちなみに私はレールは昔から Tomix のものを使っていたのですが、子供と遊ぶ時のために KATO のものも使うようになりました。子供の手にかかると Tomix のレールはすぐ壊れてしまいそうです。

Photoshop Elements 写真整理モードでの RAW ファイルの表示

Premiere Elements 3.0 との連携のために Photoshop Elements 5.0 にバージョンアップしたわけですが、特に Elements 自体の新機能でぐっとくるものはありません。スタック(写真のグループ化)が自動でできるようになったので使い始めたわけですが、スタック機能自体は 4.0 でも使えたのを知らなかっただけという話でした。写真を整理する機能は他にもいろいろあるようですが、使いこなしていません。強いて言えばモノクロ写真化するための新機能「モノクロバリエーション」コマンドを試してみようと思っている程度で、本当に連携のためだけにバージョンアップしたようなものです。

ところで私が写真撮影に使うのは EOS Kiss Digital N の RAW モードです。これで撮影した写真を Photoshop Elements の写真整理モードに取り込んで表示すると初期設定では自動補正されて表示するため、せっかく露出を変えてブラケット撮影したところで自動補正され皆同じに見えてしまうという状況でした。調べてみると写真編集モード側で設定することで自動で補正されないようにできることがわかりました。やり方は次の通りです。

  • とりあえず何でも良いので「写真編集モード」で RAW ファイルを開きます。
  • 補正の画面で「露光量」、「シャドウ」、「明るさ」、「コントラスト」の「自動」チェックを全てはずします。
  • 「設定」リストの横の横向き三角印を「新規 Camera Raw 初期設定にする」を選択します。

これで次から写真整理モードに取り込まれる写真は自動補正されなくなります。もちろんもっと細かく補正値を設定して初期設定とすることもできます。

ちなみに既に取り込まれている写真はある一定以上のサイズで表示すると新しく設定した補正値が有効になりますが、カタログ内にサムネール表示用のイメージをキャッシュしているようで、小さい表示では従来通り自動補正されたまま表示されます。それが嫌ならばカタログに取り込みなおすしかないようです。まあ、そのようにカタログ内にイメージを持っているおかげで DVD-R に退避させた写真についても内容を表示させることができるので、このあたりは仕方ないでしょう。

Cisco PIX/ASA で NAT 変換を行わない設定

ソフトウェアバージョン 7.0 より NAT が不要の場合は nat, static 等のコマンドを全く書く必要がなくなりました。6.x 台では NAT を使わない時でも NAT 関連のコマンドを設定しなければならず、例えば、

(inside -> outside 用)
nat (inside) 0 10.0.0.0 255.0.0.0
(outside -> inside 用)
static (inside,outside) 10.0.0.0 10.0.0.0 netmask 255.0.0.0

のようなコマンドを設定しておかなければなりませんでした。何でこんな設定を入れなければならないのー、と思っていましたが、これが 7.0 より全く不要になります。

もし、昔の挙動との互換性のために、通信を通すには NAT ルールが必須としたいのであれば、

nat-control 

と入力します。すると NAT を使わないときも 6.x 台と同様のルールが必要になります。互換性以外にこれを設定する理由はないでしょうね。


2007.9.13 追記
「互換性以外にこれを設定する理由はないでしょうね」と書きましたが、site-to-site VPN の設定で余計なトラフィックを遮断する時は nat-control を入力して済ませた方が楽かも知れません。この記事のコメントを書いていて気づきました。

読書感想「ウェブ人間論」

正直ボリューム不足のように思います。「そうだねー」と思うことはあっても、ウェブ進化論の時のような「そうだったのかー」という感動はなかったです。

梅田氏は世の中全体からみるとネットはこの位の位置にいて…、というような大局的なコメントが多く、Web 進化論の時の google に関しての記述から比べるとと冷めた感じを受けます。それは別に言っていることが変わったわけでなく、話の対象を google 個として設定するか、ネットの世界に設定するか世の中全体として設定するかの違いなのですが、バランスの取れた発言が逆につまらなく感じてしまいます。

私はどちらかというと平野氏の提起する、全体を変えて行くための個人の行動、のような問題を詰めて論じていった方が面白いように思うのです。梅田氏の「匿名でできることは限られている」だとか「個がサバイブ」という話はその通りだと思うのですが、そこまでで話が終わってしまうとつまらないと思います。多分現時点ではネット社会の動く原理が思ったよりも単純なのでバランスの取れた眼で見ると意外とインパクトのある言葉が出て来ないということかも知れません。

いろいろな話題を扱っているのも広く浅くという印象。著者サイドからすると議論のネタの提供ということなのかも知れませんが、このような議論はちょうど自分と同じレベルで物事を見てくれる相手がいないとなかなか発展しないですね。ネット上にいられる時間の限られる会社勤めの身としては Web 上での議論にあまり積極的になれないのが正直なところです。

グランプリサーキット 30 の使用

先日購入したミニッツグランプリサーキット 30 が届きました。送料 \1,790也。ダンボールの大きさは約 65cm(W) × 65cm(D) × 50cm(H) で、2人がけのソファに載せてみるとこんな感じです。

ちなみにお店の人の話では「グランプリサーキット 50」になるとこの大きさの箱が2つ届くそうです…

さて届いて最初の週末が来たのでさっそく組み立てました。開梱するとまず大量の「ジョイント」が袋詰めされているのが目に入ります。

更にそれと仕切りを取り除くと大量の「コースマット」&「フェンス」が出てきます。コースマットは表と裏で表面処理の違いによりグリップが異なります。私は粗い面(=高グリップ)を使いました。

初回の組み立てはコースマットとフェンスをジョイントで留めながら組み立てていかなければなりません。

役に立っているのか邪魔しているのかわからないような3歳の息子と組み立てて1時間強かかりました。

走らせてみると、ヘタレなのですぐにはスムーズな周回をこなすというわけに行かないのですが、やはり安定したサーフェイスのコースを走るのは練習になります。ただストイックに1人でひたすら練習&チューニングを続けていてもなかなか辛いので、一緒に走る相手が欲しいところです。しばらくすれば息子が遊んでくれるのでしょうか。

さて走り終わった後の片付けですが、さすがに1度組んでしまうとジョイントをはずす気にはならないので、4マット単位程度でコースを分割し箱に詰めることになります。ですので2回目以降は短時間で組み立てができるでしょう。しかし、隙間が増える分、箱に入りきらないマットがでてしまいます。できるだけ次回組み立て易くできるだけ多くのマットを入れるには試行錯誤が必要なようです。

コースのサイズはメーカーホームページ等に情報があるので誰でも考えると思いますが、ダンボール箱の大きさとそれをどこに置いておくのかも考えてから購入する必要があります。それさえクリアできれば満足度は高いのではないでしょうか。「欲しい!」と思った人はスペースを確保してぜひ購入してみてください。

FC2 ブログパーマネントリンクを考慮したリストア用ツール

FC2 ブログバックアップファイルにパーマネントリンクを保持するためのダミー記事を挿入するスクリプトプログラムを perl で書きました。これは記事番号が歯抜けになっている時に使用するためのものです。簡単なものですが、誰もやっていないようなので公開します

使い方は以下の通りです。

用意するもの:
プログラムファイル (backup.pl という名前でダウンロードしましょう)、sitemaps.xml とバックアップファイル (仮に "fc2blog_all.txt" とします)

実行方法:
これら3つのファイルを同じディレクトリに置いて、コマンドラインでそのディレクトリに移動し、

perl backup.pl fc2blog_all.txt > newbackup.txt

と実行するとダミー記事の入った newbackup.txt が生成されます。

  • バックアップファイル中のエントリは番号の昇順に並んでいると想定しています。(全記事をバックアップすれば昇順に並ぶようです。)
  • 記事の時刻をキーに sitemaps.xml 中の記事番号とバックアップファイル中のエントリをマッチングさせているため、同時刻に複数エントリがあるとうまく動きません。時刻は秒も含むので普通に書いていればまず大丈夫だとは思います。
  • ダミー記事は以下の内容になります。気に入らない人は自分でプログラムを直しましょう。
    • タイトルは「DUMMY (n)」、ここで n は抜けていた記事番号。
    • 作成時刻は 2000年 1月 1日 0時 0分 0秒
  • sitemaps.xml については、こちらの説明をご覧ください。このブログならば https://hetarena.com/sitemaps.xml の内容を保存します。当然各自のブログ URL に置き換えてバックアップファイルと同じタイミングで取得したものを使用しなければなりません。

なお、テストは行いましたが、プログラムの不測の動作により問題が生じても責任は負えません。悪しからず。perl は万年初級です。

「perl って何?」という人は… どうしましょう?


参考エントリ


2006.12.27 追記:

  1. 世の中にはタグを取り除いてただのテキストファイルとして XML ファイルを保存してしまうブラウザが存在するようです。これについては簡単な取得用 perl スクリプトを書きました。プログラム中の sitemaps.xml の URL をご自分のものに変えて以下のように実行してください。proxy が必要な環境では "$ua->proxy"… の行を有効にしてプロキシサーバ名とポート番号をご自分の環境に合わせてください。
    perl httpget.pl > sitemaps.xml
    

    実は使っているライブラリが perl の標準なのかよくわかっていないのですが、Linux 上の perl v5.8.8 や Windows 上の ActivePerl 5.8.7 では特にモジュールの追加なく動きました。

  2. sitemaps.xml には下書きのエントリが含まれないため、バックアップ中に下書きデータが含まれる場合は不整合が起こります。手で sitemaps.xml に項目を追加するなりして対処してください。
  3. "-------------------------------" のような内容が記事に含まれても問題ないようプログラムを修正しました。直したのは以下の部分のみです。
    -$/ = "--------\n";
    +$/ = "\n--------\n";
    

2006.12.28 追記:

プログラムを修正しました。修正点は以下の通りです。

  1. 下書き記事が含まれていてもエラーとならないようにしました。ただし、sitemaps.xml に下書き記事の情報は含まれないため、直前の公開記事の番号の続きが使われます。従って下書き記事の直前の記事が削除されているときはその下書き記事の番号が変化します。
  2. ダミー記事のステータスを「下書き」に変更しました。怪しいダミー記事が見えても仕方ないですものね。

テストはしていますが、元のバックアップファイルも必ず保管しておきましょう。

また昨日の “-----—” の扱いの件ですが、「問題ないように」とは「このプログラムでエラーとならないように」という意味です。特に変換処理をしているわけではないので、FC2 のインポートツールの動作ではそのままリストアできないと思われます。

おっと、この記事のリストアができないではないか…