バスコレ vs. ダイキャストバスシリーズ (路線バス)

京商からサンクス・サークルK限定で「ダイキャストバスシリーズ 路線バス[1]」という 1/150 バスのミニカーが発売されています。 1/150 の路線バスはバスコレを既に十分買ったような気がしますが、つい手を出してしまいました。京阪バスが出てきたのでバスコレ第4弾 (右) と並べて撮ってみました。 バス比較

こうして比べてみると頑張ってはいますが、やはりダイキャストの方が厚ぼったく見えてしまいます。関東地方のバスの比率を増やす工夫はしてはいますが、ブラインド販売だともろにバスコレとかぶるのでなかなか難しいのではないでしょうか。 個人的にはブラインド販売でない通常のパッケージ販売で頑張った方が良いような気がしますが、どうなんでしょう…

「昭和の鉄道模型をつくる」特製コントローラーについて

先の記事を書いた後、気になったので「昭和の『鉄道模型』をつくる」の特製コントローラーについて調べてみました。 私にとって見たことのないコントローラーでしたし、ポイント切替スイッチが一体化していたこともあって「オリジナルか?」と思ってしまったのですが、形状から判断すると「(ミニ)鉄道模型運転セット 」に含まれる「PU-N400」の同等品のようです。 今のところこのパワーユニットの単品売りはないようで、このセットの一部としての販売のみです。

さて、気になる電源容量ですが、TOMIX ホームページに記載はありません。PU-N400 について Web 検索してみるとこちらのブログに記述があり、400mA のようです。更にポイントスイッチを追加するためのコネクタは無いようですね。セット販売のためのものという位置づけなのでしょう。それと (こちらは TOMYTEC のサイトにも記述がありますが) 最大電圧が 12V でなく 8.5V です。

「昭和の『鉄道模型』をつくる」で使う分には全く問題のないスペックではありますけどね。

「昭和の鉄道模型をつくる」の購入でお悩みの方へ

最近鉄道模型ブームのようです。例えばこんな記事& Podcast が出されたり、会社の昼食でゴルフしか知らない上司の口から「鉄道模型」という単語が出てきちゃったりするぐらいにブームです。

このブームの一端を担っているのが「昭和の『鉄道模型』をつくる」だと思いますが、これについて思うことを書いてみます。 結局私は購入していませんが、企画としては見るべきところもあると思うわけでその辺りを整理し、購入するか見送るか悩んでいる方に向けての参考意見としたいと思うのです。

まず「昭和の『鉄道模型』をつくる」は、

  • 団塊の世代を中心とした年配の方々
  • 鉄道模型初心者

を対象にしているのは明らかだと思います。 私はここから外れてしまっているので魅力を感じないのですが、これに当てはまる方々から見ると思わず買ってしまうのではないでしょうか?

「昭和の『鉄道模型』をつくる」の何が良いかというと以下の2点でしょう。

  • 何を揃えればよいか悩む必要なく、とにかく買ってきた (届いた) 物を組み立てていればそのうち立派なレイアウトが完成する
  • 簡単な工作ですむ手軽さ。何と言っても塗装済みのストラクチャー類は初心者にとって重要

特に最近は完成されたレイアウトがいい値段で売っていたりするので、そのようなことを考えると費用的にも納得できる範囲ではあると思います。

さてそれでも私は買わなかったわけですが、購入に至らなかったのは以下のような理由によるものです。

  • ちと価格が高いように思う。既にいろいろな物を揃えているので、同じ費用を出すならばもっと有効な使い方ができそう。
  • 私にとって思い入れのある風景は、昭和といっても昭和 50 ~ 60年代で、113系や 183系、DD51 の引く貨物列車が走るような風景。 このレイアウトではカーブの半径がキツくこれらの車両は走らせることができないだろうし、そもそも1両で走って見栄えのする車両はほとんどない。 Bトレのためにこれを作るのもどうかと。
  • 道路、歩道が街並みコレクションのものをそのまま使ってつぎはぎなのはちといただけない

まあ、私は対象読者からは外れていると思うので縁がなかったというところでしょう。

では初心者が「昭和の『鉄道模型』をつくる」ではなく、独自にレイアウトを製作することを考えてみるとどうなるでしょうか? 本来最初にレール&コントローラーを TOMIX 製で揃えるか KATO 製にするかという大問題を考えなければならないのですが、これは宗教論争になってしまうので、簡単のため TOMIX 製品、トミーテック製品を中心に製作する場合を考えて見ます。

  • 「昭和の『鉄道模型』をつくる」に付属する建物の原型となる「街並みコレクション」ですが、確かに「昭和の『鉄道模型』をつくる」と比べると定価は安いです。しかし「街並みコレクション」はブラインド販売なわけで売切れてしまっているシリーズも多く、望むものが安価に入手できると限らないということを肝に銘じておくべきです。
  • (ブラインド販売でなく) 普通に販売されているストラクチャー類も多数揃っていますが、「街並みコレクション」と合わせて使うとそのままでは違和感があることが多いと思います。 色調を揃えて思ったイメージに近づけるには塗装工程が必須となりますが、塗装は手間&費用がかかります。 塗料をそろえなければならないし、やはりエアーブラシも欲しいところですね。
  • コントローラーは一度買ったらそうそう買い換えないので、腰を据えて取り組むつもりならば電源容量の大きいもの選んでおいた方が良いでしょう。 そうでないと電車の編成に室内灯を装備して走らせてみたくなったとき困ることになります。 値は張りますが、トミックスならば N-1000-CL <品番:5502> を買っておきたいところです。 (「昭和の『鉄道模型』をつくる」の特製コントローラーの電源容量はそう大きくないでしょうね。)
  • 台枠はレイアウトボード <品番:8011> 等既製品も販売されていますし、東急ハンズ等で木材を寸法を指定して切ってもらえば作るのもさほど手間はかかりません

こうして考えると何だかんだとそれなりの出費になってしまうし、手間もかかってしまう気がします。 毎週届くというプレッシャーがないと工作が滞ってしまう可能性もあります。 それでも自分の思い描いた自分だけのレイアウトを作ることができるでしょうし、趣味として続けていくのであれば工作や塗装の道具はいつか必要となるものなので、無駄にはなりません。

とは言ってもこれらのモロモロを考えるとやはり手を出すのを躊躇してしまうでしょうから、初心者にとって「昭和の『鉄道模型』をつくる」のお手軽さはやはり魅力的に見えますね。 私としては鉄道模型に触れる人が増えて、世間一般に鉄道模型が普通の趣味という認識が定着してゆけばそれでよいのですが。


おまけ1
私は TOMIX のレールも KATO のレールも持っていてコントローラー (パワーユニット/パワーパック) もそれぞれ1つずつ所有しています。複線にすると2つコントローラーが必要なわけで、こんな変換ケーブルを作って対処しています。

おまけ2
ここからたどることができる「昭和の『鉄道模型』をつくる」のプロモーションビデオの最後で「鉄道模型」をキーワードにして検索するよう呼びかけています。 まさかと思って Google & Yahoo で検索してみると「昭和の『鉄道模型』をつくる」は案の定ずっと下の方に出てきました。 「鉄道模型」という単語にこの手法は無理なような気がしますが…


関連記事
「昭和の鉄道模型をつくる」特製コントローラーについて
TOMIX vs. KATO という宗教論争

「鉄道模型ショウ2007」に行ってきました

松屋銀座で開催されていた鉄道模型ショウに行ってきました。 最近この手のイベントは行くとすれば息子と二人で行くことになるのですが、会場を回るのは当然ながら息子主導で、気のおもむくままにあちらこちらへ突進していく息子を追いかけるのは骨が折れます。 体が小さいのを良いことに、ちょっとした隙間があれば息子は先に進むことができ、私よりもよほど機動性があります。 息子はどちらかというとレイアウト展示や運転体験コーナーに興味があり、新製品の展示をゆっくり見ることはできません。 しかし、その中で目に付いたものを紹介しておきます。

トミーテックの情景コレクションに「踏切」が加わるようです。着色はされる前のものが展示されていましたが、期待できます。 また、1/150 の「カーコレクション」に商用車が加わるようです。個人的にはパッと見で違いのわからないバスやトラックが増えるよりはこのように様々な車両を出してくれた方が嬉しいです。写真を載せているブログがあるので紹介しておきます。 (ブログ1ブログ2)

トミックスについては、発売済のものも含めリニューアルされたストラクチャー類 (コンビニ、ガソリンスタンド等) が昔と比べてとてもよくなっているように感じました。

DDF のブースには「鉄道模型ちゃんねる」で製作した伊豆のモジュールが展示されていました。

「昭和の鉄道模型をつくる」は既に大きな書店にもサンプルが展示されていますが、街並みコレクションを並べたものに毛が生えた程度のような気がしてあまりグッと来ないですね。継ぎ足しの歩道の処理などもう少しなんとかならないのかと思います。

イベントの位置づけとしては初心者向けで、運転方法の講習等初心者向けの企画ばかりですし、メーカーブースでも入門セットの売り込みをしていました。

その中で息子は運転体験コーナーで列車を走らせてきました。 走らせることができるのは機関車1両のみや、先頭車+中間車2両の編成で見た目が良くないのですが、5分間隔で運転者入れ替えということを考えると簡単に脱線させるわけにはいかず、致し方ないというところでしょうか。

本来ならば様々なグッズが揃っている販売コーナーもゆっくり見たいところですが、子供と一緒だと難しいですね。

鉄道模型ちゃんねる 再放送情報

BSジャパンで鉄道模型の番組をやっていて今週が最終回だったのですが、引き続き再放送がされるので紹介しておきます。

BSジャパン 鉄道模型ちゃんねる
木曜 18:00 ~ 18:30 (2007. 7. 5 ~)
日曜 11:30 ~ 12:00 (2007. 7. 8 ~ たぶん木曜と同じ内容)

私は途中から見始めたので最初の方は見ておらず再放送されて嬉しいです。 内容はレイアウト作成だったり、車両製作だったりです。 Nゲージを取り上げていることが多いですが、HO ナローレイアウト製作や HO のコンテナ貨物ウェザリング等もありました。 デザインナイフ等を使った加工の手際の良さや塗料の調色など参考になる映像・情報が盛りだくさんです。 レイアウト製作で紹介されるストラクチャは改造かフルスクラッチで、そのテクニックはもちろん作業環境から使っている道具まで「さすが…」という感じです。それらを配置した精巧なレイアウトを作って「制作期間5日間」などと出てくると「次元が違う…」と思ってしまいます。

また、10月から第2弾が始まるとのことでこちらも期待です。


2008. 1. 8追記
さて、続編の放送も終えて再放送のスケジュールが気になるところです。 正式な情報は見つけられなかったのですが、1/13 (日) 11:30 ~ に第1回の「伊豆急行北川駅」が再放送されるようなので、恐らく毎日曜日 11:30 ~ 12:00 の枠で一通り再放送されるのではないでしょうか。 番組ホームページでの告知ぐらいやって欲しいものです。

2008. 1. 10追記
番組ホームページが更新されました。続編含めて最初から一通り放送されるようです。 鉄道模型に興味のある人は一回は見てみる価値があると思います。

2008. 4. 6追記
本日より毎週日曜 19:30 ~ 20:00 の枠で放送されています。

2009. 1. 10追記
2009年1月時点の情報はこちら。

関連記事
鉄道模型ちゃんねる:逆引き製作テクニック集

入手できないことが判明致しました by amazon

やはり先日頼んでいたエアポートリムジンバスが入手できないのだそうです。アマゾンからメールが来ました。

誠に申し訳ございませんが、大変残念なご報告があります。お客様のご注文内容のうち、
以下の商品については入手できないことが判明いたしました。
"1/150 ダイキャストバスシリーズ
エアポートリムジンバス"

がっかりです。

あと、ちょっと気になったのがコレ。

なお、国内発送の場合、この商品がキャンセルされた事により他に
ご注文いただいている商品の合計金額(税別)が一定額を下回ると、
配送料がご請求額に加算される場合がございますのでご了承ください。

今回は大丈夫でしたが、頼んだものが手に入らずおまけに一定額を下回ったから配送料は取られる、 なんてことになったらその人は踏んだり蹴ったりですねぇ。顧客満足度が一気に下がりそうです。

アマゾンに頼んだダイキャストバスいまだ届かず

先日 amazon に注文した京商のダイキャストバスですが、注文時は「1~2週間以内に発送」となっていて「配送予定日: 2007/1/24 – 2007/2/1」となっていたのですが、「商品が確保できていないので商品の発送が3~5週間ほど遅れます」とのメールが届きました。Web で確認すると、「配送予定日: 2007/2/22 – 2007/3/10」になっています。一緒に注文した本は別便ですぐに発送してくれるようですが、配送料等の追加はありません。

がっかりしながら Web を探すと amazon の在庫表示は当てにならないようで同じような例がよく見つかります。既に amazon 上の同商品の表示は「在庫切れ」になっているし、本当に商品が確保できないとキャンセルされることもあるようですが、限定物でなくデパートの販売員も「いつとは言えないけれどまた入荷するはず」と言っていたので気長に待とうかと思います。

そもそも注文確認のメールによると、

当サイトから商品が発送されたことをお知らせするメールをお送りするまで、お客様との間に当該商品のご購入についての契約は成立いたしません

てことだから、「24時間以内」と表示されているもの以外はこんなものと思っておかないといけないようです。

ついでに言うと在庫切れしてる他のバスを平気で「おすすめ商品」として表示しちゃうのはいかがなものかと思います。(まあ、私も同じことをしているわけなのですが…)

NHK 「ようこそ!鉄道模型の世界へ~レイアウト制作入門~」のテキストを買ってみた

NHK の趣味悠々で鉄道模型が取り上げられます。

ようこそ!鉄道模型の世界へ~レイアウト制作入門~
教育テレビ 2007年2月7日~3月28日 全8回シリーズ (毎水曜 22:00 – 22:25)

テキストが出たので買ってみました。目次はこんな感じです。

第1回:鉄道模型の基礎知識を学ぼう
第2回:とにかく走らせてみよう!
第3回:レイアウト作りへの第一歩
第4回:イメージを形にしてみよう
第5回:自分だけの風景を作ろう
第6回:レイアウトを仕上げよう
第7回:自分流で車両を楽しもう
第8回:もっともっと遊びつくそう

HO のレイアウト製作が中心となるようですが、車両の工作もあるし、最終回では DCC やサウンドシステム、車載ビデオカメラなども紹介されるようです。レイアウトの製作の様々な技法についてはあちらこちらで紹介されているし、そもそも固定式レイアウトをつくる人達は HO より N の方が多数派でしょう。それでも様々なコラムや趣味人紹介記事があったり、小屋や機関車(実車でなく創作物)の型紙がついていたりで読み物としてもおもしろいのではないでしょうか。ポイントの番数(あの「6番」とかいうやつ)の数え方なんて私は初めて知りました。

団塊の世代がターゲットなのかも知れませんが、何はともあれ鉄道模型が NHK の趣味講座で取り上げられるなんて素晴らしいことだと思います。番組に期待しております。

京商から 1/150 のバス

京商から 1/150 のバスが出ています。昨年末にデパートで見つけたのですが、定価売りだったので手を出しませんでした。そうこうしているうちに買いそびれてしまいましたが、amazon で売っていたので注文してみました。

ダイキャスト製ですが、店頭で見た限りではバスコレと並べても違和感は無いように思いました。エアポートリムジンバスを注文したわけですが、バスコレ第8弾のエアポートリムジンを手に入れるコストを考えるとこういったパッケージの方が買いやすいと思います。サイドミラーもついてますね。

また届いたら写真を撮って記事にしようと思います。

ポリスイッチつきモーター

愛車 (ミニッツ) のモーターがだいぶヘタってきたので、交換しました。最近の純正モーターはポリスイッチがついて昔より定価が 210円ほど上がっています。ポリスイッチつきのモーターの型番はノーマルが <MZ9P>、X-SPEED は <MZW8P> です。

ポリスイッチとは過電流を防止するための素子でヒューズの代わりになるそうです。一旦切れても温度が下がれば自動的に復旧します。ノーマルと X-SPEED の両方を買ったのですが、X-SPEED の方には説明書が付いていて「保護回路が作動した場合には、車を回収し電源を OFF にして電池を全て取り外してください」とのことです。そうすれば「約5分」で自動復帰するそうです。ノーマルの方には何の説明もないですが、働くことはまれ(=ほとんど飾り)ということなのでしょうか…

(ドームスタジオを使用して撮影)

以前のものと比べるとなんか見た目がゴツいですね。

実は私のシャーシーは MR-01 なのです。プロポも PERFEX KT-2 という初期のものです。今のところ MR-02 や AWD が欲しいという気にはなっていません。もう少し腕を上げないと買ったところで意味無いだろう、という感じです。