やはり仮面ライダーよりウルトラマンの勝ち

もう上映終了が近くて今更なのですが、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」を6歳の息子と2人で見てきましたので、感想を書いてみます。

アクションが良い
スピード感があり、かといって CG バリバリの高速飛行対戦ではなく、ワイヤーアクションを使って撮影した重みのあるアクションで迫力がありました。 特にベリアルの凶暴さ、強さの表現については、息子がさかんに「怖い、怖い」と言って怯えるほどでした。 これまでのウルトラマンにはなかったものだと思います。

年寄りのファン向けのネタもいろいろ盛り込んでいる
かつて子供だった人達も、冒頭のシーンから始まって配役、起用声優などいろいろ楽しめるのではないでしょうか。

やっぱり人間体の表現は重要
ミライも成長が感じられたけど、やはり一番重要なのは昔のハヤタ、ダンがそのまま年を取って出演しているということでしょう。 人間体でのアクションシーンも良かったです。

変なひねりの無いストーリー
未就学児~小学校低学年に見せるにはやはりシンプルなストーリーが良いです。 この年代向けには正義は正義として力強いメッセージを持っていた方が良いと思うのです。 主人公が実は悪の親玉だった、みたいなストーリーは疑問符が付きます。

この映画の出来と比べてしまうと、やはりディケイドの方は今一つで、戦う理由や敵組織成り立ちなど詰めが甘いと思えるところがかなりあります。 (Wは良かったと思いますが)

残念なのは、できれば入場特典カードが残っているうちに行きたかったことです。 最近息子は「大怪獣バトル」よりも「ガンバライド」なので、ライダー映画 (の特典) を優先したのは仕方ないことですが。

別の話ですが、「カールおじさん」でなくて「カールじいさん」なのですね。 こちらも見に行く予定。