バンド演奏がつまらなくなった時に

初心者バンドの活動を始めてから2ヶ月が近く経ったわけですが、エレキギターの練習やら音作りやらに励みスタジオでの練習日を心待ちにする自分がいるわけです。遠い昔のキーボーディストとして参加していたバンドの活動が停止する頃を思い出してみると、今になってようやくわかるのです。あの頃はシンセを弾くのに飽きていたのですね。

当時はオリジナル曲をやっていました。趣味のバンドなので、仕事が忙しくなれば練習はおざなり。それでもオリジナルなのでコード進行を基にそれっぽく弾いてしまえば何とかなってしまう。まあ皆でスタジオに入って音出せばそれはそれで楽しいけれど、練習日を心待ちにするって感じではなかったなあ、と。

今は某 UK ロックバンドのコピーをしているわけで、単純にソロが弾けるようになったら嬉しいし、スタジオに入れば自分のことは棚に上げて他の初心者に「しっかり練習しろよ!」なんて言ってワイワイやってるわけです。技術レベルとしては当時のバンドの方が圧倒的に高かったと思いますが、下手くそでも今は楽しいのです。

オリジナル曲で自分の手馴れた楽器を弾くと持っている引き出しの多さの勝負になってしまいますが、やったことのない楽器でコピーをするにはとにかく練習を積まねばなりません。で、1曲、2曲と弾けるようになってやっとその楽器が少しわかったように思えます。

このタイトルに引かれてしまったバンドマンの方々に提言:

  • 1度バンド内で担当楽器をローテーションさせてはどうでしょう。
  • オリジナル曲をやっているのであれば新しい役割分担でそのうちの1曲をできるだけ忠実にコピーしてみましょう。

きっと練習を録音して聞くだけよりももっと多くの発見があるのではないかと思います。まあ、今はキーボードレスバンドが多そうなので大したローテーションにならないかも知れないし、楽器を融通するのに問題が生じるかも知れません。それでも一つの案としてお勧めしたいです。

止めるのはいつでもできるのですから。