1秒の重み

駅で SEIKO の広告看板を見かけました。電波時計の広告なのですが、「1秒のミスも、許さない」というコピーで F1 が題材にされています。(見たものとは違いますが、こちらのオンラインのカタログの表紙に同じコピーが載っています。)


これ、うまくないですよね。1/1,000 秒を競っている F1 の横で「1秒のミス」と言われてしまうと、ずいぶん大味な話に聞こえてしまいます。すごいことを言っているはずなのに、大したことには聞こえません。せっかくスポンサーになっているので、F1 を用いたのでしょうが、であれば別のコピーを思いつくことはできなかったのでしょうか?


逆にコピーを「1秒のミスも、許さない」にするのであれば、スポーツを題材にするのは厳しそうですね。せいぜい使えそうなのはマラソンあたりでしょうか。