この歳になると若い頃に好きだったものに向き合わなければならない時があります。 例えば不惑を迎えるということで十数年ぶりに集まった同窓会で、昔好きだった子に対面!みたいな。
そして、その子がしっかりと歳を重ねて年齢なりの魅力を付けて現在に至っているように見えると一安心するわけです。 「ああ、若い頃の自分はそれなりの眼を持っていたんだ」と。 自己満足の一種でしょうけれど。
小田和正というミュージシャンに対しての思いも似たようなものです。 中高生の頃の自分には観客席を走り回って観客にマイクを向ける小田さんの姿を想像することは無理でしたが、多分音楽 (仕事) への向き合い方について感じるものがあったのだと思います。
というわけで私にとって一年に一度「クリスマスの約束」という番組を見るということは、これまで来た道を振り返る貴重な機会でもあったりします。 子供を持ってから聴く「生まれ来る子供たちのために」は、若い頃よりも重く深く感じられました。 そして 61歳になった今も「さよなら」をオリジナルキーで歌ってしまう小田さんを見て自分も頑張らねばと思ったのでした。
今年も今日で仕事収め (休み中にトラブルがなければ、ですが…)。 今年 blog に書こうと思ったことは今年のうちに書きたいのですが、まだ年賀状の準備もできておりません…。