EOS Kiss Digital N を1年使って

EOS Kiss Digital N を購入して1年が過ぎようとしています。1年使ってみての感想等買いてみたいと思います。
[やっぱり子供を撮るには一眼レフ]
主な被写体は息子なのですが、小さい子供は動き回るし表情もすぐに変わってしまいます。なのでサクサク取れるカメラでないとシャッターチャンスを逃してしまいます。コンパクトデジカメだと起動もズームもメニュー操作も時間がかかるので、この部分は一眼レフに変えて一番良かったと思うところです。


[18-200mm という選択]
サードパーティから 18-200mm という高倍率ズームが発売されています。こちらを買えばダブルズームキット付属レンズの画角は1本で間に合ってしまいます。キヤノン純正でこのようなレンズがあったら、間違いなく購入していたでしょうね。


でも、自分にとって最初はダブルズームキットを買って良かったと思います。撮影する場所を考えて広角を使うか望遠を使うかを意識するようになったし、レンズを変えるのが億劫にならなくなったので。


[不満点]
結局買った直後に感じていたことがそのままではありますが、


・やっぱりグリップは太くして欲しい。
・ファインダーの小ささについては仕方ないのかな。


という感じです。ただ、だからと言って 5D や 30D を買おうとは思わないし、Kiss Digital N の後継機が出たら買い換える、ということにもならない気がします。何世代か先のモデルになったらわかりませんが。
ちなみに最近の撮影は RAW で撮るようになりました。Canon のユーティリティーや Photoshop Elements 4.0 を使っている限りでは特に RAW だから扱いが面倒ということもないです。(もちろん JPEG と全く同じ扱いにはならないのですが)
そうそう EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM の修理ですが、結局汚れは簡単に取れないところについたらしく、レンズユニット交換という大掛かりなものになってしまいました。交換する部分にシリアル番号が刻印されているためシリアル番号が変わりました。

CMOS センサーとレンズの清掃

キヤノンの新宿 QR センターに行って、EOS Kiss Digital N の CMOS センサーと EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM の清掃を頼みました。レンズの方は後玉の汚れが落ちなかったので持ち込んでみると、どうやら内側の汚れのようで内部の油が付着したのではないか、とのことでした。内部に髪の毛のようなものも入っているのでそれの除去も頼んだのですが、汚れも髪の毛も分解なしの清掃では除去できず、預かり修理となってしまいました。預かり修理は保証書が必要ですが、期限が切れる前に駆け込んだ形になりました。


CMOS センサー清掃は即時対応で、ファームも最新版に上げてもらいました。


担当の方の対応はとても良かったです。昼の時間に行ったのですが、ちゃんと昼休みが取れているのかふと心配になってしまうぐらい丁寧でした。


これで1週間は EF50mm F1.8 II が一番広角という状況です。

BG-E3 購入

EF70-300mm F4-5.6 IS USM を購入をしたので、バッテリーグリップ BG-E3 も購入してしまいました。このレンズだとボディ側もそれなりの重さが必要だし、グリップもしっかりしていないとねぇ、というのが購入理由です。何となくこの手のパーツってボディのデビュー後しばらくしたら、手に入りにくくなってしまいそうな恐れもあり、つい買ってしまいました。30D が出たから(しばらく先でも)次は Kiss N の後継がでるでしょうし。


で、感想です。


・縦位置は確かに使いやすくなる。グリップの太さも良い感じ。
・横位置の方はもともと小指が余るのよりもグリップが細いのが気になっていたので、
 そんなに感動はない。まあ、こんなもんかなあ。


被写体は息子であることが多く縦位置で撮影することが多いです。横で撮るよりも多いかも知れません。ということは縦位置の撮影はしやすくなり好都合なはずですが、さすがに BG-E3 をつけるとお手軽な感じはしなくなり、ちょっとバッグに入れて持っていくという雰囲気ではなくなります。やはり、EF70-300mm F4-5.6 IS USM 以外を持っていくときは使わないだろうなあ。


バッテリーは買い足さなかったので1個で使っています。


BG-E3 の方はヨドバシカメラで購入しました。ヨドバシカメラの Web サイトは実店舗の在庫状況も確認できます。買い物に行こうという時に役立ちとても好印象です。

EF70-300mm F4-5.6 IS USM 購入

EF70-300mm F4-5.6 IS USM を買ってしまいました。


子供のイベント(運動会など)撮影用です。300mm までのズームと手ブレ補正機能が購入に至った理由です。暗めなのは諦めないといくらお金があっても足りないから…


まだ使い込んでいないですが、手ブレ補正の効果はよくわかります。もし店頭に置いてあったら試してみましょう。シャッターボタン半押しで手ブレ補正が機能するので、テレ端でファインダーを覗いてみるとその効果はわかると思います。スイッチは「STABILIZER=ON」、「STABILIZER MODE=1」ですね。ちなみに「STABILIZER MODE=2」は流し撮り用です。シャッターボタンを離しても約2秒補正機能が作動してしまうので、効果を確認するときは注意が必要です。望遠多用の人にはこの効果ってきっと魅力的だと思う…


ビックカメラ店舗で購入したのですが、実はネットショップの方がポイントが多くもらえます。店舗は 10% だけれど、ネットショップでは現在 15%です。最近は店舗のポイントもネットのポイントも共通で利用できるので、ネットで買う方が得ですね。私は子供のイベント直前に購入を決めたので選択の余地はなかったのですが。


実は他にもカメラ用品を買っているのですが、それは次回ということで。

EF50mm F1.8 II 購入

イメージ 1

キット付属品以外で初めてレンズを購入してしまいました。子供を撮っていると室内での撮影も多いので明るいレンズが欲しかったのです。TAMRON の F2.8 標準ズーム (Model A09) あたりも検討してみたのですが、次のような理由から EF50mm F1.8 II を購入してしまいました。


・何しろ安い
・単焦点レンズを試しに持ってみるのも良いかなと
・チープな感じが EOS Kiss Digital N によく似合いそう


使い込むのはこれからですが、良い選択だった気がしています。まずは花瓶の花を撮ってみました。

銀塩カメラで腕を磨いてきた人達を想う

打ち上げ花火を撮った後考えたことです。


私がカメラらしいカメラを使ったのはデジタルカメラが最初だったので、撮ってすぐ結果を確認し、まずいところがあればその場で修正して被写体に再度向かう(被写体によっては無理な場合もありますが…)ということを当たり前のように思っています。


でも、フィルムの時代はそうは行かなかったんですよね。


・現像しないと仕上がりはわからない。
・撮影データは自ら記録せねばならない。
・ISO感度は簡単に変えられない。
・たくさん撮れば撮っただけお金がかかる。


よくまあこんな条件で撮影するよなあ、と思ってしまいます。多分私がフィルムの一眼レフを持ったとしても、いつまで経ってもまっとうな写真が撮れなかったんじゃないかな。(何を「まっとう」とするかはひとまず置いておきます)


そう考えると技術の進歩に感謝せねばなんでしょうけれど、やっぱりデジカメで出来ることが当たり前、って思っちゃうんですよね。逆にコンピュータは 20年近く前から関わっているから、こっちの方は進歩に素直に感謝してしまいます。だから、こんなエントリを銀塩の方々が読むとどう思うかは想像できてしまう気がします。


ただ、そうは言っても単純に銀塩の進歩したものがデジカメということではなくて、銀塩は銀塩で残っていくものなのだろう、というのも何となくわかります。(すみません。銀塩カメラは詳しくないので「何となく」しかわかりません…)


多分この先も私が銀塩一眼レフカメラを手にすることはないでしょうが、銀塩カメラで腕を磨いて来た人たちには畏敬の念を抱いてしまいます。

神宮外苑花火大会2

イメージ 1

同じ花火大会で、同じようなクラスのデジタル一眼レフを使い、同じように花火写真デビューをした方がいたようです。(一眼レフの経験値は全然違うでしょうが…) それでも誰がやったかによって、片方はきちんとした記事になり片方は blog の一エントリになってしまいます。


まあ、こういった記事が無料で公開されているので、わざわざ私が生半可な how-to ものをかかなくても済むのであります。この辺は自覚しております。でも、せっかくこれだけ同じような条件の記事があるので私の場合はどうだったかを少し書いておきましょう。


・私の場合、そろそろと思ってトイレに行っている間に打ち上げが始まってしまいました。暗い
 とやはり三脚を広げたりするのに手間取るので、明るいうちにしっかり準備をしておけばよか
 ったです。


・EOS の表示パネルにはバックライトがついています。ライトをつけるボタンさえ覚えて
 おけば暗闇でも慌てずにすみます。


・ISO100 、F22 を基本設定とし、シャッター速度はほとんどが6秒以下で撮影しました。一夜
 漬けで Web 上を探した結果では、「スターマインは ISO100、F16 で 10秒」あたりが基本の
 ようなのですが、今回はこれだと露出オーバーになってしまいます。この辺はは花火との距離
 や打ち方の違い等が影響するでしょう。


・18-55mm の広角側ばかり使いました。


・三脚はやはり一段だけ伸ばしてエレベータをかなり上まであげました。前に座るお客さんの頭
 のすぐ後ろでシャッターを切ることになります。前の方は全然気にならないようでしたけど。


・Canon のリモートスイッチを使いましたが、D50 の記事のように設定解除されることはありま
 せん。このスイッチは押した状態でロックすることができるのですが、無意識にロックしてう
 まく解除できなかったりということもあったので、この程度のシャッター速度ではロックをせ
 ず単純にボタンを押すという動作を徹底した方が良いと思います。


・120枚程度撮影しました。その中で使えるものは確かに少ないかも知れませんが、思ったより何
 とかなるというのが私の感想です。失敗の原因はほとんどが「構図 or 露出オーバー」です。
 構図は予想して撮るしかないので、仕方ないのかな…
もう一枚写真をアップしておきます。なお、前回分含めトリミングはせず縮小だけしています。

神宮外苑花火大会

イメージ 1

神宮外苑花火大会に行ってきました。神宮球場のアリーナ席でした。チケットはカミさんが大会に興味あったらしくカミさんの会社の福利厚生でゲットした(別に安くなるわけではないらしい)のです。


そこで初めての花火撮影に挑戦してみました。三脚と EOS Kiss Digital N を持ち込み、一夜漬けで覚えた花火撮影のポイントを参考にしつつ数打ちゃ当たる式で撮影に望みました。


花火の撮影にはバルブ撮影機能を使うわけですが、これは一眼レフを買ったら是非使ってみたい機能の一つでした。この日のためにしっかり リモートスイッチも購入しています。


カメラの向きはホイホイ直せないのでちょっと構図をはずしてしまったり、思ったよりも明るい花火で大爆発のようになってしまったりと失敗も多いですが、意外とそれなりに撮れているショットも多いです。

フォトブック (CANON iMAGE GATEWAY)

EOS Kiss Digital N を買ったときに CANON iMAGE GATEWAY のフォトブック1冊無料クーポン券がついてきました。横長タイプ12ページのフォトブックが送料含め1冊分無料というものです。子供の写真でフォトブックを作ってみました。


さて感想。


・普段家のプリンタ (EPSON PM-970C) で印刷しているものと比べると、落ち着いた色調。悪く言えば
 鮮やかさ無し。普段と比べて若干露出がアンダーめ。ちなみに普段は純正写真用紙に色補正なしで
 印刷しています。


・思ったよりサイズが小さかった、というか思ったより印刷が不鮮明だったというか、1ページに写真
 を4枚ぐらい載せるとなるときちんとトリミングして顔を大きくしないと辛いものがあります。冷静
 に見ると印刷の質はこんなもので、期待値が高すぎたのだと思います。


という感じですが、やはり1回作ってみないとどのように出来てくるかがわからないと思います。今回はお試しキャンペーンで無料だったのですが、まっとうに買おうとすると価格が \3,150 + 送料 \420 かかります。この値段だとちょっと手軽につくるのは難しいですね。送料込みで \2,500 程度になると良いのですが。