Fedora 15 のリリースが目前ですし、11g Express Edition のベータも提供され始めているので、賞味期限切れとなる前に書いておきます。
インストールガイドに従って (といってもダウンロードして rpm を実行するだけですが) Fedora 14 に Oracle 10g Express Edition をインストールすると以下のようにエラーとなります。
# rpm -ihv oracle-xe-univ-10.2.0.1-1.0.i386.rpm Preparing... ########################################### [100%] error: "net.bridge.bridge-nf-call-ip6tables" is an unknown key error: "net.bridge.bridge-nf-call-iptables" is an unknown key error: "net.bridge.bridge-nf-call-arptables" is an unknown key error: %pre(oracle-xe-univ-10.2.0.1-1.0.i386) scriptlet failed, exit status 255 error: install: %pre scriptlet failed (2), skipping oracle-xe-univ-10.2.0.1-1.0
ここでメゲずに再度実行すると無事インストールが完了します。 これは sysctl コマンドの挙動が以前と変わったためのようで、初回実行時に /etc/sysctl.conf が書き換えられ、2度めは以下の様に成功するのです。 こちらのやりとりの後半でこの情報を得ました。
# rpm -ihv oracle-xe-univ-10.2.0.1-1.0.i386.rpm Preparing... ########################################### [100%] 1:oracle-xe-univ ########################################### [100%] Executing Post-install steps... You must run '/etc/init.d/oracle-xe configure' as the root user to configure the database.
上の出力にもあるように、以下のコマンドを続けて実行すれば準備オッケーです。
# /etc/init.d/oracle-xe configure