Angular.js 公式チュートリアルの「Working with the code」(環境構築から最初のテスト実行まで) を Windows 環境で実行するための補足です。 あくまでも補足ですので、手順自体は公式サイトを参照してください。 Windows Server 2012 と Windows 7 で試しました。
関連ツールのインストール
まず、必要なものから。
- Node.js をインストールする。インストーラ (.msi) をダウンロードして実行でオッケー。
- Git for Windows をインストールしておく。インストールの際に ‘Use Git from the Windows Command Prompt’ を指定するか、コントロールパネルから Git の bin ディレクトリ (デフォルトでは \Program Files (x86)\Git\bin) にパスを通しておく。
- Chrome をインストールしておく。
- Java 実行環境をインストールしておく。
その後は「Node.js command prompt」を起動して説明通りにコマンドを入力しますが、git や java へのパスが通っていないと失敗するので気をつけましょう。
Optional となっていますが、以下も実行しておきましょう。
npm install -g bower
テストの実行
テストの仕方ですが、チュートリアルで説明されている通り、
npm start
を実行すると 8000/TCP でテスト用サーバーが動きます。 そこで別の「Node.js command prompt」を起動し、テスト用のコマンドを実行します。
Karma による Unit Test では Chrome が起動して「connected」と表示され、「何じゃそりゃ?」という感じなのですが、コマンドプロンプトにテスト結果が SUCCESS と表示されていればオッケーです。 テスト後は Chrome を終了しても再起動してしまうので、コマンドプロンプトの方に Ctrl+C を送ります。
きちんと説明を読むと変更を検知してテストし直すので Karma は起動しっぱなしにするのがお勧めと書いてあったりします。
Protractor による End to End Test はテストしている感があって面白いですね。
英語の苦手な人も頑張ってみましょう。