Thin Out Revisions のサポート対応の流れから WPML の開発者向けプログラムに申し込んだのが 4月の終わり。 そして、先日無事にチェックをパスして互換リストに載せてもらうことができました。
ああ、もう一か月経っていたのか…
補足説明しておきます。 WPML は多言語化のための WordPress 用プラグインです。 一つの記事を他の言語に翻訳して使うようなサイトを作ろうとしたときにこれがあればページ/投稿の管理がとても楽になります。
実際にどんな感じかというと、投稿一覧で以下のように複数言語版を管理できるようになります。 これは英語+中国語、仏語、日本語の例です。 「+」サインはまだ翻訳版が無いことを表していて、ここをクリックすると翻訳版の編集画面に移ります。
投稿を表示した際の言語切り替え方法はいくつか用意されていますが、例えば以下の様にサイドバーに表示された言語リストで切り替えることがきます。 これは Twenty Fourteen のサイドバーです。
もちろんアーカイブ表示などでは選択言語のみ表示されます。素晴らしい!
ちなみに多言語化ということでは qTranslate を紹介しているサイトもありますが、残念ながら 2014年 6月現在きちんとメンテナンスができていないようです。 ユーザーレビューがひどいことになってますが、サポートやアップデートを求める人は居ても Donation してくれる人は少ないでしょうし、作者に同情してしまうところがあります。 「サポート要るなら金をくれ!」っていうと叩かれちゃうのかなあ (ぼやき)。
…ということで、お手軽に WordPress サイトを多言語化しようとすると今は WPML しか選択肢がないのではないでしょうか。
そして Thin Out Revisions ですが、これは私が作成したリビジョン管理のためのプラグインです。 WPML を使ったマルチリンガルなサイトならばリビジョン管理機能を使用することが多いと思いますが、Thin Out Revisions ならば柔軟な管理ができます。 詳しくは日本語公式ページで!
WPML の力で少しは認知度があがらないかな… (他力本願)