スパムメール対策に某社製エンタープライズ向けスパムゲートウェイアプライアンスを試す機会がありました。手許のスパムメール約 3,000 件を使ったテストでは、その 75% を メール中の URL によってフィルタリングする機能によりブロックすることができました。 ベイジアンフィルタに比べるとやってることは単純な気がするのですが、効果は大きいですね。
というわけで公開 URI ブラックリストである URIBL/SURBL を使うとそれなりの効果があるかも、という期待はあるのですが、SpamAssassin にこれらを参照する機能はあっても自分の使っている bogofilter にはないのでした…
まあ、その製品はこれらのリストではなく、メーカー自身が提供するリストを使用するので同程度の効果となるかは何とも言えないところではありますが、ベイジアンが全てではないということで。
追記
厳密に言うと URL データベースへの登録タイミングが問題になってきますが、テスト当時において最新~約1ヶ月前迄のスパムメールを用いました。
集計した数字はないですが、実環境においてもかなりの効果が得られています。