マザーボード上のコネクタを用いた USB ポート増設

家で使っているデスクトップマシンのマザーボードは AOpen AX4SG-UL なのですが、 このボードにはバックパネルに4つの USB ポートがあり、更にマザーボード上に USB ポート2個分のコネクタ×2ヶがあります。 これまではバックパネルの4つのみ使っていたのですが、USB 機器が増えたので使えるポートを増やしたくなりました。

そこでマザーボード上のコネクタを有効利用しようと思い立ち、増設用の USB ポートを買おうと決心したのですが、調べてみるとピン配列に標準がないようで下手をすると間違って互換性のないピン配列のものを買ってしまいそうです。 慎重を期さなければと心に留めつつ、まずは帰宅途中に寄り易いビックカメラで物色したのですが、ちょうど良いものがあったので購入しました。 Groovy の GR-US006 という製品です。

ピン配列

マニュアルを参照するとマザーボードのピン配列は上の図の通りなのですが、これと全く同じ配列のコネクタが2つ使われていて、4つの USB ポートを 3.5 インチベイの中に組み込むことができます。 これを見つけるまでは背面のスロットに挿すものを想定していたのですが、一時的に挿す USB 機器の場合はフロントにポートがある方が使い勝手が良いですね。

ただし、3.5 インチベイの中に4つのポートが並んでいるため、ポートの間隔は必要最低限しかないので注意が必要です。 USB ケーブルを挿すならば問題はありませんが、例えば私の持っている初代 iPod Shuffle を挿すと隣のポートは使えなくなります。 まあ、前後合わせて8つのポートをフルに使うことはないような気がしますが。

価格は \2,310 でした。 チップの載った PCI バス用増設カードが買えてしまう値段なので気分的にしっくりこないのですが、ケーブル類はそれなりに値が張るので、フロントにポートがつくことを考えればこの程度の出費は仕方ないですよね。