今回は Windows 7 のキーボード関連設定についてまとめます。 動作は Windows 7 で確認していますが、Vista でも同じ操作が可能だと思います。
101キーボードを使う
年末に新しい PC (Windows 7) を導入したのですが、購入してしばらくは Happy Hacking Keyboard をつないで使っていました。 Windows には「キーボードと言語」という設定があるので、最初はこのあたりの設定を変更すればなんとかなると考えていたのですが、日本語は 106キーボードのみしか想定していないようで設定できません。 101キーボードを使用するにはレジストリを直接変更しなければならないのです。
Microsoft のサポート情報に詳しく説明されていますが、以下は 101 キーボード用のエントリです。 このままコピーしてレジストリファイルとして使用することができます。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\i8042prt\Parameters] "LayerDriver JPN"="kbd101.dll" "OverrideKeyboardIdentifier"="PCAT_101KEY" "OverrideKeyboardType"=dword:00000007 "OverrideKeyboardSubtype"=dword:00000000
101 キーボードでは Alt+~ で日本語の ON/OFF をすることになります。
106キーボードに戻す場合の設定は以下の通りです。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\i8042prt\Parameters] "LayerDriver JPN"="kbd106.dll" "OverrideKeyboardIdentifier"="PCAT_106KEY" "OverrideKeyboardType"=dword:00000007 "OverrideKeyboardSubtype"=dword:00000002
Ctrl と Caps Lock の入れ替え
今は Happy Hacking Keyboard から 106キーボードに戻したのですが、私は Ctrl の位置が「A」の左横に来てほしいので左 Ctrl と Caps Lock キーを入れ替えています。 Windows 2000 の頃からお世話になっている remapkey.exe を使います。 昔 (大昔!) は単体で配布されていたのですが、Windows のリソースキットに収録されてからはリソースキットの一部として配布されるだけになっています。 今は 2003 サーバーリソースキットに収められています。
remapkey.exe は Windows 7 の 64ビット版でも問題なく動作しましたが、起動時はコンテキストメニューから「管理者として実行」する必要があります。