やっぱりマウスよりツマミやボタンが良いです (UC-33e)

リニューアル後のシリーズのバージョンが既に 5 まで行ってしまった Cubase ですが、私はまだ 2000年発売の Cubase VST 5 を使っているわけです。 同じ5がついていて紛らわしいですが、これらは別物です。

しかも最近いろんな機能を使い始めています。 「KORG Legacy Collection – DIGITAL EDITION」を買ったあたりからソフトウェアシンセ・エフェクト中心でやるのもアリかな、と思えるようになったというのがそうなった理由の一つです。 PC のスペックが昔と比べ物にならないほど向上しストレスを感じない、というのもあると思います。

そんな状況で物欲が向いた先は MIDI コントロールサーフェス (MIDI コントローラー) です。

一口に MIDI コントローラーと言っても色々な製品が出ています。 勝手にこれらを分類すると以下のようになると思います。 (「MIDI コントローラー」って言葉の括りは大きいよ、と言いたいだけなのであまり突っ込まないように)

  • キーボード系 (鍵盤付き)
  • パッド系 (叩くためのもの)
  • DJ 系 (ターンテーブル付き)
  • DAW 系 (ミキシングとトランスポートコントロール中心)
  • その他楽器系 (ギターシンセやウィンドシンセ用コントローラー)

私は自分の使っている WavestationDX7II のタッチが好きだし、DTM 用 MIDI コントローラーの鍵盤の質がそれに勝るとも思えないので、鍵盤は不要です。 そこで DAW 系コントローラーについて調べてみると「Mackie Control」がデファクトスタンダードの様ですが、個人でお手軽に買えるようなラインナップは無い様です。

UC-33e

自分の想定する価格、機能に見合うものは少なく結局購入したのは M-AUDIO (Evolution) の UC-33e です。 こういうスタイルでこの価格帯のものってあんまりないんですよね。 国内メーカーのものは鍵盤付きばかりで、他に見つかったのは BEHRINGER 製ぐらいです。

で、UC-33e を導入して使っているわけですが、やはり買ってよかったです。 ミキサーや EQ の操作が楽になったというのはありますが、何よりも VST インストゥルメントの操作です。 VST 5 付属のアナログシミュレーションシンセ JX16 や CS40 のコントロールを UC-33e で行って、フィルターをいじりながら演奏すると楽しいです。 これでもうアナログタイプのシンセを買おうという気は起こらないでしょう。

...オマケのソフトで満たされる程度の物欲だったわけですね。