最近見直した人

勝間和代

思い立って勝間和代「決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール」を読んでみました。 初めて買った勝間本です。 最近、勝間氏はまた微妙な本を出していてそっちはどうでも良いのですが、初期の本は長年の蓄積に基づいているそうで、世間一般からの評価も高いように見えるので買ってみたのです。 中古で安く売っていて買いやすかったというのもあります。

で、「決算書の暗号を解け!」ですが、確かに良いです。 「期末になるとなんでこんなわけわかんないことをやらなければならないんだー」とか「減価償却 (あるいはのれん代) ってよくわかんね」みたいな若者には是非読んで欲しいです。 わかりやすいし。 出版点数を減らしてこれぐらいの内容の本をコンスタントに出していれば良いのにと思うのですが、それはやはり難しいのでしょう。 それでも勝間氏が出したのは怪しげな表紙の本 () だけではないと知ったのは新鮮な発見でした。

ただし、実際株に投資する場合は、決算書の内容だけで株価は決まらないということも肝に銘じておく必要がありますが。 私としてはどちらかというと、株投資よりもビジネスマンとして会社がどういう動機付けをされているかを知るために読むことをお勧めしておきます。

香山リカ

香山リカというと勝間和代と対談してた人というイメージで、最近だと橋本批判するのはよいけどやりとりの内容が微妙な気がしていました。 要は勝間氏と同じで有名になりたいだけの人なのではないかと思っていたのです。

でも、最近香山氏が書いた文章を読んでとてもまともなことを言っていると感動しました。 そこで言っている内容は「ビジネス書を読んでそこに書いてあること実践してたとしても成功するとは限らない」ということです。 言われてみると当たり前なのですが、熱心な読者は気づかなかったりします。 比較的人生にポジティブな人ほどビジネス書やら啓蒙書にハマってわけがわからなくなってしまいがちなのですが、そんなときは一歩引いて香山氏の文章を読んでみると良いと思います。 例えばスティーブ・ジョブスの伝記を読んで形だけマネしてみても、成功するより周囲に嫌われて誰もいなくなってしまう可能性の方が高いような気がします。

受け狙いでなくきちんとかかれた本/文章に反応するようにしておかないと、世の中が実のないものばかりで溢れてしまいそうなのでこんなことを書いてみました。

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