ThinkPad R40e のハードディスク換装 (苦労談編)

さて、予告通り今回はリカバリー CD を用いたリカバリーの苦労談です。HPA (リカバリー用保護エリア) を戻すのにどれだけ苦労したかを書きます。


まず、最初にインストールした時には、何故かリカバリーのできない HPA ができてしまいました。初回なので、油断していてどのような操作をやったかはっきり覚えていないのですが、コピー実行がことごとく失敗しエラーメッセージを出していた覚えがあります。具体的にどのような状態かと言うと、FWDIR コマンドで見ると “Rec Data” というエリア (PSA) があるのですが、これを FWMOUNT でドライブにマウントしても、中身がないのです。正確に言うと CC.BAT というファイルが一つのみでこれだけではリカバリーできません。
(FW~ コマンドを実行するにはリカバリーのメニューが表示されているところで、F3 キーを押してDOS のプロンプトを表示させ、実行します。FW~ コマンドについては参考 URL 参照)


ちなみにリカバリー実行時のエラーメッセージは 「”D:\COUNTRY\RECOVCC.DEF” がありません(意訳)」といってコマンドプロンプトで止まりリカバリーメニューが表示されません。


仕方ないので FWDELETE (FWDELETE ALL) を実行して、再度やり直します。このとき BIOS Security メニューの “IBM Predesktop Area” の設定は “Normal” でした。(本来 “Disabled” であるべき)


やり直したときは「Product Recovery プログラムの再インストール」メニューで「Product Recovery プログラムの再インストールをしますか?(Y/N)」”Y” と答え進んで行ったのですが、処理が進んでリブートした後、何故か再度「Product Recovery プログラムの再インストールをしますか?(Y/N)」と聞かれます。もう一度 “Y” とするとまたまたリブート後同じ質問が。そこで今度は “N” とすると先に進んで
HPA は戻せたようなのですが、”IBM Access” ボタンを押したときに表示されるメニューの項目のうち、


・”Create diagnostic disks”
・”Run diagnostics”
・”Restore your backups”
・”Recover to factory contents”


の4つがダブって2つずつ表示されています。2回 “Y” を押してしまったのがまずいようです。「実用上問題ないかも知れないけど、いまいちだよなあ…」ということで再度やり直すことに。


またまた FWDELETE しやり直します。そうすると、今度は、起動時に “Authentication of system services failed. Press to Resume” と表示され、HPA を使ったリカバリーはできない状態になりました。仕方ないので更に FWDELETE してリカバリー CD から起動しても「Product Recovery プログラムの再インストール」メニューが表示されなくなりにっちもさっちも行かなくなりました。ハードディスクが論理的に相当変な状態になってしまったようです。
ここからはいろいろ試行錯誤したのですが、そのあたりはいちいち書くと長いので割愛し結論だけ書くと、結局 “IBM Predesktop Area” を “Disabled” にして一旦 FWCREATE を実行して PSA を作成してから再度 FWDELETE することで、無事「Product Recovery プログラムの再インストール」メニューを表示することができました。FWCREATE は下のコマンドのようにかなり適当に実行しました。


> FWCREATE size=1024m id=0x8888 icon=0 flags=0 label=test


その後は前回の手順で無事 HPA リストア完了です。
何故こんなに苦労しなければならないんだか…


【前回分も合わせて参考情報】
ThinkPad X31 メモ – FW~ コマンドについて詳しい情報があります。
ThinkPad R40e (2684-42J)
Cubase VST 5 – 既に2世代ぐらい前のソフトなので Win 版の URL が見当たりませんでした。
Fedora Core

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