ハードディスク換装に伴い Cygwin もインストールし直しとなり、bogofilter を最新のソース再コンパイルしました。 前回紹介した時とバージョンやら configure のオプションやらが若干異なるので記録しておきます。導入したバージョンは bogofilter-1.1.5 です。
まず、Cygwin でデフォルトではインストールされない以下のパッケージをインストールしておきます。
db4.3 libdb4.3 libdb4.3-devel gsl gcc make
私の場合、ソースをコンパイルする前にリンクをいくつか張る必要がありました。
cd /bin ln -s /bin/bash sh cd /lib ln -s libdb-4.3.a libdb.a ln -s libdb-4.3.dll.a libdb.dll.a ln -s libdb-4.3.la libdb.la ln -s libdb_cxx-4.3.a libdb_cxx.a ln -s libdb_cxx-4.3.dll.a libdb_cxx.dll.a ln -s libdb_cxx-4.3.la libdb_cxx.la
さて次はコンパイル、インストールですが、configure で db パッケージのヘッダファイルを明示的に指定する必要があります。
./configure CPPFLAGS=-I/usr/include/db4.3 make make install
これで無事 bogofilter がインストールされます。最近は /usr/local/etc/bogofilter.cf に次のように書いて判定時のしきい値を調整しています。
spam_cutoff = 0.80
bogofilter を呼び出すスクリプトもいろいろ手を入れていますが、これは次の記事に書きます。