昔、どこかのプロジェクトリーダーがホワイトボードにフロッピーディスクをマグネットで留め、ディスクのデータを壊し格を下げたという話を聞いたことがあります。その頃はフロッピーディスクやテープに磁気はまずいとうるさく言われました。
時は流れ、いつの頃からか SOHO 用 (というか家庭用かも) の小さな Ethernet の HUB は、底面に磁石がつくものが多くなってきました。ただ、磁石はついていてもこれをコンピュータケースの横にピタッとくっつけるのははばかれました。何故なら磁気の影響でハードディスクのデータが飛んだりしないか心配だったからです。
でも、それはどうやら杞憂だったのです。
ちょっと古いですが、「ITにまつわる15の俗説・都市伝説を斬る」という記事を見つけて読みました。これによると、ハードディスクのデータを磁気でどうにかするには研究所でしか使わないような強力なものが必要なようです。
1つの情報源だけだと不安なので、他にも情報が無いか調べるとこのような記事もありました。HUB についている磁石をコンピュータケースにくっつけても全然問題なさそうですね。このように思い込みと実態が異なることはよくあることなのかも知れません。気をつけねば。