大掃除の季節だから: UNIX MAGAZINE Classic with DVD

私以外に周囲にも何人かいたし、ネットでもそんな話を見かけた気がするのですが、 UNIX MAGAZINE は買った後捨てられない雑誌でした。 単なるインストール How-To だけでなく普遍性を持った話も多く、いつか役に立ちそうな気がしてしまうのです。

UNIX をいじる時間が少なくなり、記事の大半をスルーしてしまうようになっても購入は続け、書庫に貯め続けていました。 UNIX USER はとっくに捨てても「ユニマガ」の大半は捨てないでいたわけです。特に古いものはスペースの確保が容易い実家で眠らせています。

そんなときに見かけたのが、この「UNIX MAGAZINE Classic with DVD」です。 収納スペースの確保にいつも悩まされているカミさんの了解は簡単に取り付けることができ、やや高価だがと思いつつも Amazon で買ってしまったわけです。

創刊号(1986年11月号)から月刊としての最終号 (2006年4月号) までが PDF 化されて 4枚の DVD に収められています。1冊が一つの PDF ファイルとなっています。 総インデックスのようなものはありませんが、文章はきちんとテキストデータになっています。

93年あたりから表紙に見覚えがありますねぇ…

それとこの製品は DVD と共に新しい記事の詰まった本が1冊入っています。目次には懐かしい執筆陣の名前が並んでいます。 以前の記事で述べた通り、私にとって sendmail は CF の知識で終わっていたので p.76 からの「CF と sendmail」がツボにはまりました。 「女子大生の放課後」の皆さんの近況も (小さなコラムですが) 懐かしく思いながら読みました。 また、「UNIX MAGAZINE DVD 探検」という DVD の記事を読む際に案内となるような記事も含まれています。 この記事と毎年 4月号の直近1年間総目次を使えば目的から記事を探すこともできるのではないかと思います。

まあ、改めて全ての過去記事を読み返すことはしませんが、我が家にとってこの本は空きスペースをもたらす大きな効果がありました。 気になった方はアスキーの詳細情報も覗いてみるとよいと良いでしょう。