Solaris 10 のインストール

思い立って ThinkPad R40e に Solaris 10 をインストールしました。Fedora Core 3 を消して Solaris 10 に入れ替えです。「Fedora Core 4 にアップデートするより Solaris を使ってみるか~」という気分でいれてしまいました。


Solaris 10 のインストールメディアは今年の4月にダウンロードしたファイルを焼いた CD-R です。


パーティションについては、あらかじめ Linux の領域(基本パーティション)を消しておかないと、インストーラを用いて消すことはできませんでした。


最初、一度目のリブート後の「Do you need to override the system’s default NFS version 4 doain name (yes/no) ?」の質問のところでキーが効きませんでした。ところが Device Configuration Assistant (DCA) でキーボードを “US-English” (何も設定しないとこれになる) から “Japanese (106)” の Windows キー無しにしたところ、入力できるようになりました。この設定はキー配列だけの問題だと思っていたのですが、そうじゃないのかなあ? ひょっとすると CDA のメニューを表示することに意味があったのかも知れません。


ネットワークインターフェイス用ドライバは http://www.broadcom.com/ よりダウンロードしました。R40e には Broadcom BCM5901 というチップが使われているようですが、以下のものをダウンロードし、readme.txt に従って pkgadd することで問題なく使えています。


BCM57xx Drivers
Solaris (x86/x86-64/EM64T) 8.2.10 08/23/05 998KB


サウンドのドライバは OSS のものが使えそうですが、試していません。


学生の頃は Sun のワークステーションが研究室に鎮座していて操作するのにも姿勢を正さなければならないような雰囲気がありましたが、同じ系譜の OS が ライセンスフリーで10万円程度のノートパソコンで動くようになったのは感慨深いものがあります。