空のセルや改行を含むセルを参照するときの注意

Microsoft Excel で数式を入力し、他のセルを参照するときの小ネタです。

空のセルの参照
空のセルを普通に参照すると「0」と表示されてしまいます。例えば、A1 が未入力の時 B1 に、

=A1

とすると、B1 は

0

と表示されます。

これを避けるためには ISBLANK を使用するか "" との比較を行います。 以下の例はいずれも A1 が未入力ならば空白表示となります。

=IF(ISBLANK(A1), "", A1)
=IF(A1 = "", "", A1)

では2つは全く同じかというと実は動作が違います。 参照するセルに数式が入っていて、それを評価した結果が空の時は ISBLANK は偽ですが、「= ""」は真となります。

例えば、A1 が空白で、B1に

=IF(ISBLANK(A1), "", A1)

と数式が入っているときに、

=IF(ISBLANK(B1), "blank", "other")

は「other」になりますが、

=IF(B1 = "", "blank", "other")

「blank」になるのです。

改行を含むセルの参照
Alt + Enter で改行が入力され複数行が含まれているセルを参照する場合の注意です。 このようなセルを数式で参照すると改行がなくなってしまうという現象が見られました。

例えば A1 が

a
b
c

なのですが、普通に「=A1」と数式を入力すると

abc

と表示されてしまうのです。 実はこれは表示の問題でセルの書式を「折り返して全体を表示する」にするときちんと、

a
b
c

と表示されます。


参考記事

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