新しいサドル (フォークギター)

大昔に友人より譲ってもらったフォークギターがあります。 ほとんど放置に近い状態でしたが、エレキギターを始めたこともありこの頃はたまに引っ張り出して練習フレーズ (Ⅰ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ のコードストロークとかスリーフィンガーとか) を弾くようになりました。

そんなある日各部をよくチェックすると、何とブリッジの上にサドルがありません。 弦を交換する際にはずれてそのままどこかに行ってしまったのでしょう。

これはまずいと思い、さっそくサドルのみ入手可能か探してみると、パーツとして単独で売られていることがわかりました。 Web ショップだと安いものでプラ製の 100円程度のものも見つかりますが、送料、手数料、もろもろのリスクを考えると 100円のサドルのためにオンライン購入するのは気が進みません。

そこで近所の楽器屋さんに行ってみると出てきたものはオールパーツ・ジャパンの BONE-SADDLE (品番 579312、税込み 1,050円) でした。 これしかないとのことで 100円のプラ製に比べると良い値段なので迷うところですが、送料等に使うことを考えればこちらの方が賢い買い物のように思い結局購入してしまいました。 多分プラ製よりも音が良いのでしょう。

さて家に帰った後はサイズを自分のギターに合わせてサドルを削り出さなければなりません。 模型用のエッチング鋸でカットし、精密ヤスリでけずります。 こちらの Web ページで紹介されているリペアの様子を見るとオクターブもきちんと合わせなければならないとは思うのですが、専用工具がないのでそれっぽくアバウトに削って終わりにしてしまいました。

サドル

久々の弦交換とフィンガーボードの掃除もしました。 弦を交換したのもありますが、やはりサドルがあるのとないのでは響きが違うように思います。ちなみにこのギターはモーリス の MF-201 というモデルです。